最終日の朝、お土産を買いに近くのスーパーに買い物に行く途中、一人で散歩してみました。気の向くまま歩いて体感するその土地の空気と匂い。
そして初めて実感できます、ここが屋久島なのねー。
道路脇のストレリチアが沢山花をつけていました。
海が見たいな!
そう思っていると、なにやら海辺のキャンプ場の入口らしき所にやって来ました。
バナナだ!
ふふふ、南国っぽいぞ。
広いキャンプ場にたどり着き、後ろを見てみると、かなり高い山並みが連なっています。屋久島の山はホント奥が深そうです。ちょっと間違うと迷子になってしまって、いまだに見つからない人が結構いるみたいです。
この小さな島に九州最高峰があるんですものね。
おおー 海だ! やっと島に来た実感! 釣り船に乗って釣りして、魚が食べたいな。。。何故か昔から釣りに憧れるの。シュノーケルも大好き!
そう思いながら、後ろを振り向くと、
右手の方に大木が! あれはガジュマルの木かな・・・
ガジュマルの大きな木が屋久島にはあるのだけれど、今回は時間がないので、見ないで帰るつもりだった。
あんなところに生えてるなんて、わー ラッキー♪ 思わず近づいた!
シンガポールに長く住んでいた身としては、南国の木は懐かしくてたまらない。
ふふふ、やっぱりいいのぅ~~笑
思わず、微笑んでしまうわぃ!笑
荒れ狂う枝ぶりと長く垂れさがる気根がおどろおどろしくて、何ともいいい感じ。このおどろおどろしい木が好きという人は相当南国暮らしを経験してる人である。笑
枝から垂れ下がる紐のようなものは気根といって、空気中の養分や水分を吸収するためのもの。これが地面に着くとだんだん太くなって枝のようになり、支柱の役目をしたりもします。
ガジュマルとは
(学名:Ficus microcarpa、漢名:細葉榕)は熱帯地方に分布するクワ科イチジク属の常緑高木。締め殺し植物。
日本では九州の屋久島と種子島以南、主に南西諸島などに分布する。
日本一の大きさを誇るガジュマルは、鹿児島県沖永良部島の、和泊町立国頭小学校の第1期卒業生が植えたガジュマルとされる。
ウイキペディアより
↑沖永良部島(鹿児島県)の「日本一のガジュマル」
よく観葉植物として、小さくて可愛いガジュマルが売られてますね。私から言わせたら、ガジュマルちゃん可哀そう~~
その時、外国人らしき女性が一人で歩いている姿を発見!
ちょっと興味が湧いて、こっそり眺めてると・・・
なんと!自転車で旅してるの? もしや女性一人???
一人用のテントですよね?! 逞しい~~!!!
淋しいキャンプ場の片隅に一人で歩く女性に心惹かれた瞬間でした。
違うかな・・・
いくら勝手な想像をしても仕方ない。想像をするなら勝手に楽しく!笑
さて、いよいよ屋久島を離れます。
朝10時50分、ジェットフォイルは屋久島の宮之浦港を勢いよく出発しました。
顔も脚も恐ろしい程にむくみ、身体はぼろぼろ。
でも心は清々しく、晴れ晴れとした気持ちでした。
この感覚、久しぶりだわ!!!
あっという間に眠りにつき、ふと目覚めると、タイミングのいいことに、本州最南端の佐多岬の灯台が見えてきました。
佐多岬は、鹿児島県の大隅半島の最南端の岬で、九州本土の最南端。ということで、日本本土の最南端でもあります。
鹿児島港に近づくにしたがって、桜島がどんどん大きくなってきました。
鹿児島には桜島がよく似合う。
でも大変だろうな。。。
この日もかなりの噴煙が上がっていました。
帰って来て一週間が経ちました。
まだ身体がやばいな~~
今回はかなりの収穫のあった山行でした。
挑戦することは前進への過程
結果にこだわらず、これからも挑戦していきたいな。
10歳以上年上のお姉さま方に支えられ、どうにか達成した宮之浦岳登頂と縄文杉へのトレッキング。すべてに感謝です。
オンジアースの浅井さん、ガイドの花嶋さん、ありがとうございました。
これからもこつこつ。
ヤクシマシャクナゲをイメージしながら過ごそうっと!!!
見れるといいな。
では
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