ヒマラヤスギをご存知ですか?
先日行った新宿御苑にもとてつもなく大きなヒマラヤスギがあり、
ちょうどその横を通っている時、そばでこんな声が聞こえてきました。
「ヒマラヤスギですか?大きな杉ですね!」
「いやー、杉という名前でも杉じゃないんです!マツ科ですから。」
「へー そうなんですか!」
スギと名前は付くけれど、杉ではない。
姿がでっかくて確かに杉のよう。
日本で初めて育てられた時、木の形を見て松とはきっと言い難かったのでしょうか。
上の写真の周りにうっそうとして立っているのがヒマラヤスギ。ヒマラヤザクラに続いてヒマラヤスギ。ヒマラヤシリーズで行きます!という訳でなく、たまたま!(笑)
先週の金曜日、横浜の山手を歩いてきました。なんて久しぶりなの~~横浜に住んでいても、この頃足が遠のいてました。西洋館をぶらぶら散策。気持ちいい♪
↑ 外交官の家
横浜、山手には1約10個の西洋館が保存されていて、特に12月1日からはイルミネーションがとても綺麗です。
と・・・西洋館もご紹介したいけれど、今日の記事はそれではなく・・・
横浜山手に行った目的は、ヒマラヤスギの発祥の地に行くこと。
日本で初めてヒマラヤスギが植えられた場所は、そう、ここ横浜の山手なんです。そして、またまたそこは、テニス発祥の地でもあるのです。
ヒマラヤスギの発祥の地はテニス発祥の地
そのテニスコートの名前は、横浜インターナショナル・テニス・コミュニティー(YITC)
天皇陛下と美智子さまがテニスをなさった有名なテニスコートです。この日も、ポーンポーンとボールを打つ音が聞こえていました。 あのねー、自慢じゃないけど、私ねー、ここでレッスン受けてたのよ!40年前の話だわ~ とは、ゆっこ姉さん。
今では、足が痛い、膝が痛いとお悩み中。頑張れ!ゆっこ姉さん♪
テニス発祥記念館
1874年に初めてイギリスでテニスが行われてから、たったの2年後、1876年に横浜でテニスが初めて行われたのだそうです。
ここは山手公園の中。
山手公園といえば、日本で初めて出来た西洋式公園。それまで日本には公園というものがなかったんですね。神社やお寺の境内が、その代わりをしていたのかな。
生麦事件の影響で、居留地から出ることに不安を感じた外国人達が、安心してピクニックやスポーツなどを楽しめる場所が欲しく、明治政府から土地を貸してもらい、W・H・スミスというイギリス人を中心に資金を集め整備したのが、山手公園だそうです。
公園発祥の地に、テニスコートが出来、そこにヒマラヤスギが植えられたという事ですね。
すべて、故郷から遠く離れて暮らす外国人達の切なる想いから生まれたことなんですね。初めて知りました。その心境、ちらっとわかるな・・・でも時代が違うから、なお更だ!
今でも沢山のヒマラヤスギが残り、勇ましく並んでいます。
上の写真にあるように、
ヘンリー・ブルックが1879年にインドのカルカッタから種を取り寄せ、山手公園に植えたのが始まり。その後、山手遊歩道に沿って植えられた。1894年に横浜植木会社が実生させ、30本を宮内庁に献上、100本を新宿御苑が購入・・・・・とあります。
新宿御苑のヒマラヤスギも結構古いですものね。このころに植えられたのが、あの大木なんだな~~
辺り一帯、ヒマラヤスギの大木が並んでいます。
松ぼっくりのひとかけら。
デカい!!!
ちょっとボケてるけど、嬉しそうなので載せちゃおう! ハルさんです♪
この日は星子の散策(シンガポール仲間で歩いてます。誰でも歓迎ですが。)でした。
ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉、学名:Cedrus deodara)は、マツ科ヒマラヤスギ属の常緑針葉樹。ヒマラヤ山脈西部の標高1500 mから3200 mの地域が原産地である。高さは40 m-50 m、時には60 mにまで成長し、幹の直径は3 mに達する。樹冠は円錐形で、地面に水平な枝と垂れ下がった小枝がある
ウイキペディアより
のんびり横浜山手散歩♪ ぜひどうぞ!
では
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