Botanic Lovers

ボタニック・ラバーズ

2024.02 岩手山裾野・七滝

え?これでパンを!日常織物の極み

寒くて~~ではないのですが、この頃、家にこもってパソコン相手の日々なので、珍しくブログネタに乏しいです~苦笑

 

今日は絨毯の続きを少し。

 ウズベキスタンに行った時、タシケントでもサマルカンドでも、まあるい大きなパンを目にしました。

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見た目よりうんと大きいです。

市場でも勿論こんな風に売ってます。

 

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小麦粉と塩とオイルだけで作られるパン。

名前は「ナン」と呼ばれます。

このナンがインドに伝わって行って、今のインドでのナンとなったそうです。

へー!!!でしょ!!!

 

大きな町では、人が入れるような大きな石窯の壁に貼り付けて焼かれます。

が、遊牧民の住処では素朴に小さな窯で焼かれます。

 

沢山の絨毯(織物)を見せて貰った中で、ウズベキスタンに行って、ナンを食べてきたばかりだからか・・・この織物が家に帰ってからも、ずっと気になって仕方ありませんでした。

最初見た時は、地味~~って思ったんですがね。。。縁についている模様の色合いも素敵♪

 

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じつは、この織物。

ななナンと!!! ナンを包むための織物なのだそうです。

ええーー! ただのパンを包むのに、こんな素敵な手の込んだものを!

 

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朝 一日分のナン10枚ぐらいを焼き、この織物に包んで保管するのだそうです。

一同、皆で、へーーーー!!!!

でした!!!

 

なんと贅沢な~~

丹精込めて織り、それを当たり前に使う。

素晴らしくシンプルなことだなー

 

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これも同じようにナンを包むための織物だそうです。

素敵ですよね。四方に房も付いてました。

 

リビングのテーブルの下に敷くと素敵でしょうね♪

これが、ただのパン包みなんだと!!!笑 

 

毎日、使ってやってこそ愛してることなんですよねー

使われてこそ、品物も喜ぶ。

 

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箪笥の肥やし

我が家にもまだまだあるな~~

もう少し断捨離だな~~

 

処分するか、使ってやる。

使ってこそ、織り手の魂が生きるってもんです。

 

心に言い聞かせているこの瞬間です。

 

では

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