突然チューリップの話題になりますが、先日のボタラバティータイムでウズベキスタン・カザフスタンの旅報告をする準備の時、一枚の写真に出会ったのです。
それはこの写真。
チューリップの故郷の国で野生のチューリップを見て、チューリップの知識は以前より深まったーなんて少し偉そうになっていた私。
この写真を見て、単純になんで花を切り取ってるの?だったのです。
なんて!チューリップ栽培について知らなかった事か!
自分でも呆れました!
小さい頃の花壇の花といえば、チューリップと三色すみれ。チューリップといえばオランダ オランダの風車小屋の前に広がるチューリップ畑。それがずーっと私のチューリップのイメージでした。
皆もそうでしょ?
大地に広がるチューリップ畑。
ここに咲いているチューリップは売る為のチューリップ~~
お馬鹿な私は1mmの疑いもなくそう思ってました。
それ以上深く考えることもなかった。。。
馬鹿ですよねー
こんなにたくさんのチューリップ買う人いない!
それもこんなに開いたチューリップを買う人いない!
花屋さんで切り花を買う人の数もだんだん減っているのではないでしょうか?
日本人、そんなに優雅な人種じゃないですよね。
オランダの畑、凄い!
さすがに本場オランダの畑を見たら、これは切り花用の畑じゃないことは分かりました。
この広い畑は球根を育てる畑なんですね。
この歳で初めてはっきりと認識した~~!!恥ずかしや!
刈り取る前に手作業でウイルスが付いた株は取り除くのだそうです。
そのあと、
花が開いて2日経った時が花の部分を切り取る最適な時だそうです。
そして、十分葉に光を当ててやり、球根を育てる。
しかし、何にも知らなかったのは・・・私だけじゃなかった!
この間、ボタラバティータイムのあとのランチで皆と話したら、分かってない人だらけ~~でした!!!
身近な存在であるはずのチューリップについて知らないことだらけ!!!
ねーねー、この畑は球根を取って、その球根を売ると・・・
ねーねー、そのあとこの畑には何を植えるの?
植える球根はどこから得るの?
きっと小さい球根がくっ付いてて、それを分球するのよ。
小さい球根だったら、次の年にちゃんと花が咲くの?
咲くはずないよね。
じゃあ、小さい球根ばっかり植えて、球根を大きくする場所もいるよね。
球根が大きくなるのに何年ぐらいかかるの?
それ待ってたら大変じゃない?
あーーー、皆、次から次へと分からないことだらけになったのでした~~!!
分かった事実はただ一つ、
誰もちゃんとチューリップの生産について知らない!という事。
そして、皆の感想は
あんなに広い土地を使うのに、球根一つが安すぎる~~
でした。
ボタラバティータイムでは、チューリップの育て方というHPをプリントアウトして、参加者の方に配りましたが、ぜひこのページお読み下さい。
↓
http://www.moois.jp/growbulbs_tulip/index.html
人の頭ってカチカチなんですよね。
チューリップのタネを見ただけでびっくり仰天!!!
えー、チューリップにタネがあるの???ですものね。
植物なんだから当然タネはありますよね。
なんでも本気で喰らいつくと、頭にちょっとした隙間が出来て疑問が湧いてくるもの。
そして、その疑問に本気で喰らいつくと
それまでベールに包まれていたことが色々分かってくるものですね。
本当のことがね。
何事もこの姿勢で取り組もう!
では
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