きのうのスズカケノキ(プラタナス)の並木に思いをはせて・・・
あなたにとって、
親しみのある呼び名はプラタナス?スズカケノキ?どちらでしょうか?
私はやはりプラタナスかな?!
スズカケノキは昭和の匂いがしますね。
なんちゃって! 若ぶっちゃって!
はい、もちろん昭和生まれ。懐かしい匂いです^^
スズカケノキというと、木が頭に浮かぶより、歌が流れてきます♪
懐かしい~~というほど歳じゃないですが。。。
ロッテ歌のアルバムでザ・ピーナッツが歌ってたかも。。。
鈴懸の径
友と語らん 鈴懸の径
通い慣れたる 学舎の径
やさしの小鈴 葉かげに鳴れば
夢はかえるよ 鈴懸の径
やさしの小鈴 葉かげに鳴れば
夢はかえるよ 鈴懸の径
灰田勝彦さんの唄ですね。
懐かしいなーと思う方、こちらをクリックしてみて下さい♪
↓
https://www.uta-net.com/movie/42650/
佐伯孝夫の作詞、灰田有紀彦(灰田晴彦)が作曲して、有紀彦の弟である灰田勝彦が歌唱して1942年(昭和17年)9月にビクターレコードから発売された。戦時中にも関わらず、戦時色が感じられない数少ない曲である。とウィキペディアには載っています。
今では、街路樹として色々なところで見られるプラタナスの木。
その大元は、
この新宿御苑のこの並木道なんだという事を知っている人が何人いるかな?
原産は西アジアで、ヨーロッパではギリシャ時代から親しまれている木ですが、日本では江戸時代には無かった木。
アメリカ大陸に渡ったヨーロッパ人が、北アメリカ東部でアメリカスズカケノキを見つけて、その苗木をイギリスに持ち帰り、スズカケノキと交配して出来たのがモミジバスズカケノキなのだそうです。
そして、
明治30年ごろに、イギリスからそのモミジバスズカケノキの苗木が輸入され、日本で初めて植えられたのが新宿御苑、それもこの並木なんです。
バラのガーデンの両側に2列に並ぶプラタナスの並木が日本のプラタナスの原点なんですね。
それから毎年のように剪定され、その際の枝を捨てずに、大事に圃場で挿し木苗を作り、それが日本全国に広がっていったのです。
街路樹プラタナスのほとんどが、モミジバスズカケノキである理由はこのことからなんですね。
次回、新宿御苑を散歩するときは、このことをちょっと思い出して、プラタナスの並木を眺めに行って下さいね。
なんて、誰かに言えると凄いな!!!
では
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