神田川沿いを、江戸川橋駅から普通に歩けば、椿山荘の裏門である冠木門へは、ほんの5分程度です。ほほほ、そこを約1時間近くかけてのんびり歩きました。。。
ポコアポコ~^^
でも、逆にいうと、普段植物に気もとめず、さっと歩く道にも、目を一旦植物に向けてやると、当たり前のように植物は沢山生えているという事ですよね。
色んな発見があって、面白いです♪
この神田川沿いの道、今では椿山荘の先に肥後細川庭園がオープンしたので、細川庭園目的の方もいらっしゃるでしょうが、永青文庫に行く為にこの道を歩く方が多いのではないでしょうか?
あれ?この道知ってる。永青文庫に行ったことある! そうだったのね、この入口は椿山荘の裏口だったのね~と、chiakiちゃんが言ってました。
その椿山荘への入口、冠木門はこれ
↑ anekoさん提供
ここには、いつも門番の様な方がいらして、この日も丁寧に掃除してらっしゃいました。いつも、ここで感心する事です。
さて、ここから中に入ると、すぐに大きなご神木の椎の木が聳えています。
樹齢500年ですものね。かなり老齢ですね。
ご神木の椎の木さん 威風堂々です♪ 特に根元辺りが魅力的。
数か所手当されてますが、樹木医でもある舘林さんいわく、最近は穴にあまり詰め物などをせず、そのままほおっておく方が良いとされているそうです。樹木医療?もどんどん変化しているようです。
ここ椿山荘はかなりの歴史を経ているお庭です。南北朝時代には、この辺りはツバキが沢山自生していて、椿山(つばきやま)と言われていたそうです。
明治11年、軍人であり政治家の「山縣有朋」が私財を投じて、椿山を買い取り、当時東京を代表する庭師であった「岩本勝五郎」に頼んで作ったお庭です。
山縣有朋の三大名園をご存知ですか?
です。
京都の無鄰菴、ずっと行きたいと思いつつ、まだ行ってません。行かねば~~ならぬ~~^^
ツワブキが花盛り
活き活きしてました。日陰の女王かな。。。花色の少ない時期にエネルギッシュな色で輝いてくれてますね。
ノコンギクも素敵。
蕾はギュッと色が濃縮されて濃くて綺麗だな。
何て青い空なんでしょう。
↑ aneko さん提供
舘林さんの指す指先には、3重の塔があります。
椿山荘のお庭のイメージはこの塔ですよね。
↑ kikuちゃん提供
この赤い実ははなあんだ?
最近よく見かけるので、だいぶ分かるようになったけれど、赤い実は区別が難しい。葉っぱが大きくて、ちょこっと丸っこい感じ。実がたわわになる。これはガマズミかな~?と思ったら、正解でした。やったー!!!
名札が竹で出来てます。これが気に入りました。
そして、竹で出来てるもの。
これも気に入って、撫でておきました^^
日本の職人技は素晴らしい!
日本人で良かった~と、思う瞬間です。
次の細川庭園でも、竹と藁で作られる素敵なものを見る事が出来ました。。
さて、なんでしょう?
素晴らしい冬の風物詩です。それはまた明日。
椿山荘のツバキの木は沢山の蕾を付けていました。この庭山が最も綺麗になる冬ももうすぐですね。
植物はどうして紅葉するか? 紅葉にも光が必要だという事もしっかりと学び、椿山荘をあとにしました。
椿山荘と言えば、私にとってはアフタヌーンティーのイメージ。3800円もしますがね。。。たまにはね~
「先生、アフタヌーンティーもいいですね~」と、いうと、「次でモーニングティーを頂きましょう!」という返事が返ってきました。
あーー、そうだった!!!
細川庭園で、お抹茶とお菓子で休憩なのでした^^
楽しみ~~♪
では
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