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驚いたぁ!クスノキが凄すぎ2@大山祇(おおやまづみ)神社

大山祇(おおやまづみ)神社に一歩足を踏み込んだら、わー この気は何なの~~!!!!! 四国で一番のパワースポットと言われるはずです、ここ。

結構、神社には行っている方ですが、こんなに素晴らしい気を感じる神社は珍しいです。

凄い!凄い!と思うばかりで、写真をまったく写す気になりませんでした。

右にも左にも楠が沢山植わってます。それも、どれもが大木です。後で知ったのですが、ここの楠群は、日本最古の原始林の楠群として、昭和26年に国の天然記念物に指定されているのだそうです。へーです。何も知らずに行って、とにかく驚きました。

すこし歩くと、左側に老木の楠が現れました。老木といえども、威厳は凄い。この楠の木、凄い~~ 

 

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そばの看板によると、

天然記念物 能因法師 雨乞の楠 と書かれています。

 

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 能因法師は雨乞いの歌を詠み、この楠にその歌を書いた幣帛(へいはく)をかけて願ったら、伊予の国に3日間雨が降ったと言われています。

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 この楠が日本最古の楠なんだそうです。

流石です!!! なんてったって、樹齢3000年ですから。

 

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でもでも、じつはこの木に気づく人があまりいない。。。

もう一本、境内のど真ん中に立っている大楠があって、そちらの方が観光的には目玉商品。こちらは見た目には少し朽ち果ててて、一般的には魅力ないのか…いささか残念に思いますが、一般受けするのは、もう一本の大楠なんでしょうね。

からしたら、うそ~~3000年の姿は凄いと思いますがね。。。

 

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観光客の人達が、ガイドさんに促されて、記念撮影をするのは、こちら。

勿論、この大楠も凄いです。こちらは樹齢2600年。

 

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いやー、迫力あるご神木です。

 

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3000年だとか、2600年だとか、この周りにも樹齢が凄そうな楠が沢山植わってます。

この場所がいかに「イヤシロチ」であるかが分かります。

神社は穢れないよう、結界がはってありますが、この神社は、日本にとって、とてつもない大きな役割のある神社のように思えました。

この神社、大きな力に守られてる!

直感でそう思ったのでした。こういう神社にはそれぞれの役割があり、大古から日本の和や穏やかさを作り出してくれているように思います。そんなことを感じながら、境内の中に入っていきました。

 

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あ、その前に左手に、伊藤博文のお手植えの楠もありました。

あっちにもこっちにも、ものすごい楠ばっかりだぁ~! なんなんじゃーー、ここは!!! 圧倒されて、ぼけー でした^^

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左の社号標の字も伊藤博文の御文字です。

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拝殿、本殿ともに国の重要文化財になっています。本殿は、元亨2(1322)年兵火で焼失し、室町時代の応永34年(1427年)に再建されました。檜皮葺、外部は丹塗り、三間社流造りで神社建築史上流造りとしては、代表作ともいわれています。

 

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ひたすら祈る姿が目にとまった・・・

 

さて、この神社はには国宝級の刀剣などが見られる宝物館があります。が・・・それにはあまり惹かれなかったので、パス^^ 

源頼朝義経奉納の甲冑類、美しい太刀も見事です。例えば国宝「牡丹唐草文兵庫鎖太刀拵」は護良親王が奉納したものですが、大変美しい太刀です。他にも国宝ではありませんが重要文化財に指定されている平重盛(小松内大臣)が奉納した螺鈿飾太刀は、美しいので必見です!と、ガイドには書かれていますがね。。。

国宝級の刀剣も素晴らしいでしょうが、この時の私には必要なかった~~

心のままに進みます^^

それよりも見たかったのは、もう一本の楠の木

奥の院の「生樹の御門」といわれる楠の木です。

 

奥の院があるのは、この神社とは少し離れた場所。

本殿のすぐ左側の出口からいったん外に出て、道案内に従って進みます。

 

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大三島のマンホールのふた

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みかんだわ~ などと、のんびりと島の空気を感じながら歩くこと、約5分

確かにみかんがいっぱいなっていて、冬の島の様子を伝えてくれます。

 

f:id:blueskymayuri:20181226220322j:plain瀬戸内海の冬の風物詩はミカンですよね。

 

いいねー、いい景色だぁーなどと、思っていると。。。

現れました! おー あれだわ~~

 

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これが「生樹の御門」なのねー 

 

「生樹の御門」とは、

奥の院への参道の途中の樹齢約3000年と伝承される根周り32m、幹周15.5m、高さ10mの巨大な老楠のこと。愛媛県の天然記念物に指定されているこの楠の大木の、幹の根元に開いた自然の空洞を門とし、それをくぐって奥の院へ参拝していたことから「生樹の御門」と呼ばれるようになったそうです。

 

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一緒に歩いてきた男の人と、凄いですね~~などと、会話をして、私も男の人の後をついていって、くぐってみました。

 

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これまで、どれほどの人がここをくぐったのか・・・左側の大きな根っこのような幹はてかてかに光り、艶々でした。

この老木はまだまだ元気!

遠くから眺めると、枝ぶりが見事でイキイキとしていました。

 

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パワフルですね。

大満足での帰り道、神社横のある家が気になりました。

門から感じる気配は、またただものではないです。

門標には三島と書かれていました。

調べると、大山祇神社の代々の氏家、三島家のお宅でした。

あの整い方は素晴らしいですね。さすが、あの神社を守る方のお宅です。

 

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しっかりとした門のそばに咲く冬桜が印象的でした。

もう一度、厚かましく門から眺めて、その場を感じさせて頂きました。植物はもちろん、全てのものが、きちんといきいきとして存在していて、素敵な空間を作り出しています。

こうは、なかなかいかないな~ でも、少しは見習わなくちゃ!

いいものを見させて頂きました。

優しく、穏やかに、すべてのものが調和出来ている。

大三島は「神の島」

昔から、めんめんと受け継がれてきたものが、今でもきちんと存在していることに嬉しさを感じて島を後にしました。

 

いつか、ぜひ訪れてみて下さい。

冬の瀬戸内海は、人も少なくいいですよ♪

では

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