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ボタニック・ラバーズ

2024.02 岩手山裾野・七滝

地中美術館・直島@瀬戸内アートとイートの旅4

瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に開催される「瀬戸内国際芸術祭2019」。いよいよ26日からスタートします。さぞ賑やかに盛り上がることでしょう。連休中は一体どれほど混むのか恐ろしや〜

さて、前の記事は、倉敷から宇野へ、宇野からフェリーにて直島へ渡ったところでした。

瀬戸内芸術祭の活動として、一番有名なのは、直島、豊島(てしま)、犬島で展開されているベネッセアートサイト直島」。
株式会社ベネッセホールディングスと公益財団法人 福武財団が展開しているアート活動です。
瀬戸内海の島に世界中の子供たちが集える場を作りたいとの思いを抱いていた福武書店(当時)の創業社長福武哲彦と、直島に教育的な文化エリアを開発したいとの夢を描いていた当時の直島町長三宅親連の思いが重なったことから始まったそうです。
その歩みはもう約30年にわたるものなのだそうです。

へー、そうだったのですね。訪れることにして、色々調べて、私も初めて知りました。

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今年、ニューヨーク・タイムズが選んだ「2019年に行くべき世界の52か所」に日本から選ばれた場所が一つあります。それが瀬戸内海なのです。

穏やかな海にぽっかりと浮く大小の島々。その優しい風景に人の心はとらわれるのでしょう。瀬戸内海を故郷に持つ私にとっては、見慣れた風景。海はこんなもの、と思って育った私は日本海を見ると怖いです。

ホテルの部屋から、この景色をずっとずっと眺めてた東京育ちのchiakiちゃん。彼女にとっては、やはり特別なものだったようです。

さて、宇野港から直島の宮浦港に到着。

各港から島々へのアクセス

宿泊するベネッセハウスの宿泊者専用のバスが迎えに来てくれてました。

直島はさほど大きな島ではありませんが、一泊で全部を見学するのは少し厳しいですね。今回、ベネッセハウス・ミュージアム棟に1泊しましたが、結局本村エリアの家プロジェクトは次回に廻すこととなりました。それも、混んでない時期でのこと。もし、芸術祭の時期なら、それは益々無理なことと思います。というか、ゆっくり旅したいですからね。欲張るのは禁物♪

 

直島島内のアクセス

直島は、大きく3つのエリアに分かれます。宮之浦地区、本村地区、ベネッセハウス周辺。それぞれ、楽しそうですが、やはりメインは地中美術館

地中美術館はベネッセハウスエリア。島のバスを利用すると、つつじ荘でベネッセハウス場内を走るベネッセバスに乗り換えなくてはなりません。つつじ荘から先は、ベネッセハウスの敷地となり一般の車は入れないのです。

その点、ベネッセハウスに泊まると、宿泊者専用バスは乗り換えなしで、地中美術館まで行ってくれるのでとても便利でした。

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お世話になります~♪

いらっしゃいませ、ミュージアム棟にお泊りですね。

はい、宜しくお願い致します。

私達は地中美術館まで行きますが、荷物は宿泊するミュージアム棟で降ろして、預かっておいてくれます。

バスは10分程度で、本村地区を通り、ベネッセハウス敷地内へと入って行きました。

まずはパーク棟とビーチ棟があるホテルの建物前に到着。

ベネッセハウスの宿泊棟は、パーク、ビーチ、ミュージアムオーバルと4棟からなっています。瀬戸内海の景色が素敵なのが、どうもビーチ棟とオーバル棟らしい。値段は中間的。どっちにするか、色々調べた結果、景色良し、ミュージアムの中に泊まれて、いつでも作品が見に行ける!ミュージアム棟に泊まることにしました。

直島に行くなら、少々高くてもベネッセハウスと決めてましたが、これは本当に大正解でした。

 

 

直島島内のアクセス

ホテルについては又にして・・・

ほぼいっぱいだったバスの乗客の殆どがパーク棟で下車しちゃいました。パーク棟でのお迎えの従業員は外人。流暢な英語でお迎えしてました。外人だもん、当たり前ですが・・・^^  しかし、この時以降、日本人の従業員も外人の従業員の人もとても洗練された身のこなしと流ちょうな英語には感心させられました。外人の多さからいっても、英語が話せなくては話になりませんが、よく教育されていることに感服!

 

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パーク棟が一番値段的に安くて、外人客には人気の様です。しかし、部屋が少し狭くて、海の景色はちょっと遠い~
あはは、後ろの人、皆降りちゃった~~

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バスの運転手さんも英語すらすら~~

それに、ウイットに富んでて面白い♪ ご機嫌なご様子のchiakiさま~~

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残されたのは私達の荷物だけ。

次のバスストップはベネッセミュージアム。荷物だけ降りていきました。私達はそのまま地中美術館へ向かいます。いやはや、らくちん!らくちん!

     ベネッセハウスミュージアム
       ↑ベネッセHPより

上がベネッセミュージアム。左側の四角い建物が宿泊棟のミュージアム棟。丸い建物のベネッセミュージアムと繋がって一体化しています。ミュージアムの中に泊まれるなんて~~最高!!!ミュージアム棟に泊まると、ミュージアムの入館料は無料。何度でも夜でもミュージアムへ行く事が出来ます。

 

左に瀬戸内海の海を眺めつつ、あ!黄色い花でいっぱいの木が!!!

ミモザだね~~ 綺麗! などと声をあげつつ、貸し切りバスは進む~~♪

いよいよ、到着しました、地中美術館

地中美術館というよりは、まずは地中美術館チケットセンターです。
宮之浦港11時25分発のバスだったので、20分弱で着いちゃいます。

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地中美術館のチケットは予約制。事前にオンラインでチケット購入が必要です。

15分おきに時間制となっています。私達はバスが11時42分着なので、11時45分のチケットを予約しておきました。

ここで、ふと思いました。バスがもし遅れて予約時間を過ぎるとチケットはどうなるの?チケットを見せるのはどこで? チケットセンターから美術館入口まで数分かかるらしい。安いチケットではないので、色々と心配事が浮かぶもの。調べてみると、チケット予約時間から30分以内だと問題なく入れるようなので、安心しました。

ちなみに入場料2060円。購入後はキャンセルが効かないのでちょっと心配になったのでした。

予約の仕方→https://www.e-tix.jp/chichu/

予約したスマホ画面をチケットセンターで見せて、チケットに交換でした。ここから先は自販機も何もありません。チケットセンターでお水と簡単なクッキー程度売ってましたが、値段も安くはないので、直島へ入る前に飲み物、食べ物は買っておいた方がいいです。
いよいよ、地中美術館だね~ モネの絵に会える! でもでも、一体どんな美術館なんでしょう??? 内部の写真が一切撮れないので、ほとんど情報が無いのです。

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チケットセンターから、入口まで数分歩きます。

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その道すがら、モネの睡蓮の池を意識したちょっとした池や花壇が続き、花が綺麗に植わってました。

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いよいよ、ここからカメラは収めました。

ここを右に行くと左に続く道があります。chiakiちゃんが左に行こうとするので、違うよ~~! ここよ、きっとここが入口。美術館の入口とは到底思えない狭い半間くらいの幅の入口を入った所から、始まりました地中美術館!!!

感想は、あー、楽しかった~~。すべて感じるままに~~

 

さて、地中美術館は・・・

安藤忠雄氏設計。なので、打ちっぱなしのコンクリートの世界です。それがなんて大胆に!なんて繊細に!作られてるの!!!

うーーん、良かった~~

地中美術館

           ↑ベネッセHPより

空中から見ると、こんな美術館。すべてが地下に潜ってるのです。行ってから思いました。すべて自然光が取り入れられているので、逆に雨だと暗い??? でも、そこはそれなりの世界があるのでしょうね。でも、晴れてて良かった。晴れてて良かった。と、まずは晴れの日に来れた事を感謝しました。

お腹がすいたので、混まないうちにランチにしようね! 

カフェで、オリーブ牛のステーキピラフとスモークサーモンと野菜のベーグルサンドをシェアして。美味しかった~~ 海を眺めながら最高です。意外に狭いので早めのランチがおススメです。あっという間に混んで並んでました。すぐ座れてらっきー♪

 

カフェ・ストア・庭 地中カフェ地中カフェ HPより

ランチを済ませてゆっくりと見学しました。どこに何があるか、どんなかは、やはり行ってみて感じてみて下さいね。口では言えないですもの。それにここは全く下調べしないで行った方がいいです^^  まさに、体験型美術館。

地中美術館http://benesse-artsite.jp/art/chichu.html

こんな美術館、初めて。良かった~~ 楽しかった~~ また行きたい~~

人によって、感想は色々でしょうが、私は一日ぼーっといてもいいなぁ。芸術祭前、それも3月13日でしたが、人は決して少なくないです。ちょうどいい感じ。これ以上多いと私はダメかな。。。

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地中美術館を出て、歩いて15分弱位だったか、途中にある李禹煥美術館

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ここによって、また10分位歩いて、ミュージアム棟まで歩いて帰りました。気持ちいいお散歩でした。

ただ、花粉が・・・ 島だから杉はないし、大丈夫とタカをくくっていたら、何に反応するのかくしゃみ連発。もしかしたら、ミモザ???

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そう思うほど、あちこちで黄色いミモザが綺麗でした。 ねーねー、あそこにミュージアム棟が見えるよ!あ、ホントだ! あそこまでなら近いね♪

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浜辺にあるボートもアート作品。

この日は風が強くて、瀬戸内海にしては波が荒い。

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ふ、ついた、ついた。

ベネッセミュージアムに着きました。

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ここも安藤忠雄氏設計です。

さあ、チェックイン。3時からのチェックインにピッタリ到着となりました。

少し休もうね。

というところで続く

全ての美術館詳細はこちら⇒http://benesse-artsite.jp/

では

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