「落とし文」は初夏の季語。
ここで一句素晴らしい俳句でもご披露できればいいのですが、全くそのセンス無し。苦笑 オトシブミを眺めながら、五月の爽やかな風が運んでくれるのは、制服の香りする淡い恋心だという句でも作りたいのですが・・・
ほほほほほ、誰にでもあったでしょ~~
昨日のエゴノキにぶら下がっていたオトシブミの揺りかごを見ながら、貞さんが茶道での落とし文のお菓子の話をしてくれました。
5月のお茶会の和菓子といえば、落とし文なんですね。
和菓子落とし文の写真は、笹屋伊織さんと横浜市金沢区のWAGASHIさかくらさんのものをお借りしました。どちらも美味しそう。。。
ふと思いました。
上に乗ってる白い丸いのはなあに???
落とし文とは、秘かに想う恋心を伝えるために、伝えたい人の近くに落として拾わせた置手紙のことで、オトシブミが葉を丸めて巻物状にするのがそれによく似ていることから名づけられたものです。
なぜこの時期に、このお菓子なのかというと「オトシブミ」という名の虫が、卵を守るために葉っぱを巻いて落とし文を作るのがこの時期だから・・・丸まった葉の中には一つ卵があるそうです。
さっきから、卵、卵って言ってますよね。
何となくわかってきました???
そうなんです!!!
白い丸いのは卵なんですって~~~
葉っぱの上の白い丸い練り切りは「オトシブミ」の卵を模しているんだそうです。
ぎゃーー、ダメだ!卵だなんて!無理〜
食べれなくなった人もいるかも・・・
色々、落とし文のお菓子の写真を見ていたら、小っちゃい卵がたくさん乗っているのや3個乗ってるのや色々あるんですね。
「虫の卵」と聞くと敬遠されるため、「葉に落ちた露」と表現されることもあるそうですが、もともとはたまごですって。
気持ち悪いと言うあなた! 毎日ニワトリの卵を食べてますよね~~
落とし文、食べたくなってきた( ^ω^)・・・
では
*****