Botanic Lovers

ボタニック・ラバーズ

2024.02 岩手山裾野・七滝

正体判明♪@キルギス・雪どけの花の旅29

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一昨日の記事、奇妙な奴リンデロフィアの記事で紹介したこの花

リンデロフィアにとても良く似た植物。

嬉しいことに一緒に旅をしたMMさんとツアーリーダーのmatsuさんから、今日メールを頂き、正体が分かりました。

ブログを見て頂き、反応して頂いて本当に嬉しいです。

MMさん、matsuさん、halさんも、いつも有難うございます。

 

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ツアーリーダーmatsuさんより

キルギスの報告、大作ですね。ありがとうございます。

黒っぽい花、アルネビア・エウクロマでOKです。クリスの本もお買い求めになられたようですし、自信もってやってください。

との事でした。

有難うございます。自信は無いですが、こつこつやって行きます。書き留めておけば、いつかどなたかの役に立つかもしれません^^ 日本では見れない花ですものね。

 

MMさんより

ところで奇妙なやつ、面白く拝見しました。

残念なことに、私は撮影していなかったのです。
人によって見ているものと見ていないものとがあるからこそ、他の参加者の方々の報告が気になります。
 
種名としては、Arnebia eucroma (Macrotomia eucroma)に私も一票です。
本種は葉や包葉に剛毛が生えて、離れていると白く輝いて見えますね。
これに対してLindelofoliaは細毛が密生しています。
何よりも奇妙なやつは包葉が発達してたてがみのように花を引き立てていますが、Lindelofiaは包葉が目立たないですね。これが大きな違いかと。
 
それから雌しべが見えないことですが、さすがよく観察されていますね。
早速調べてみたところ、サクラソウのように花柱の長さに二形あることがわかりました。
花柱の長いタイプと短いタイプです。図を引用しておきますのでご確認ください。
Bが長花柱タイプ、Cが短花柱タイプとなっています。
ご参考まで。
 
有難うございます。そうなんですね、長花柱タイプと短花柱タイプがあるんですね。それなら納得です。
 

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↑ Lindelofia stylosa リンデロフィア

 

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正体判明です♪

Arnebia euchroma アルネビア・エウクロマ 

でした。

 

 

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道路脇で、皆から離れて、この二つの花を見ていたら、下の方からmatsuさんの声がします。○○○○を見たら、さあ、行きますよ~! この二つは逃さないでね~

ええ!?! まだ下りてもないです~~!

待って~~

と、斜面を下りて行って見たものは。。。

きゃー、それは私の見たかった花だったのでした。

それは、また明日。

では

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