朝3時45分起床。4時半に宿の用意してくれたお弁当を食べ5時出発
約1時間で淀川登山口到着 6:10
トイレと準備体操を済ませ、ヘッドランプを付けて6時25分登り始め。ヘッドランプを付けて歩くのは初めて!
予定では、行き5時間、帰り4時間でしたが、結果は行き6時間、帰り5時間、計11時間の歩きでした。
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まずは、次にトイレのある淀川小屋迄目指しましょう。そこまではたいしたことは無いですから~~約45分です。 はーい!(返事だけはいい)
そうそう、屋久島では自然を守る為、気楽にお花摘みは出来ません。トイレブース用にこんなキットを買って持って歩きました。
屋久島は、花崗岩が隆起した島であまり栄養を溜め込むことができません。だから山岳島である環境で独自に進化した動植物が固有種として存在しています。
衛生面はもちろん、その生態を壊してしまうので栄養分の多い排泄物は山に残さないようにする為に必要なものなのです。
石が多い、根っこが多い。このことは縄文杉に行く日まで毎日毎日思ったこと。屋久島歩きはとにかく石と岩。そして大木の根っこ。この2個と格闘ですね。花崗岩なので、滑らないのが救いです。
豆腐が上手に切れてます♪ この時はまだこんな岩が珍しかったけれど、歩くにつれて面白い大きな岩がゴロゴロで、もう岩はあって当たり前。岩の形を結構楽しめました。
これは何だろう?
足元に繁る木の葉柄が赤くて綺麗だった。ユズリハ?
次は、高層湿原である花乃江河迄目指しましょう。
へー、ここにも高層湿原があるんだ!
この辺から気になってきたシャクナゲ。 屋久島シャクナゲです。
ここから1時間くらい歩くと投石平(ナゲイシダイラ)。
そこはもう一面がヤクシマシャクナゲでした。5月20日くらいには紅白のシャクナゲの海のようだそうで・・・今度は頂上はもういいから、石楠花の海を見てみたい!!!往復8時間くらいで行けそうです。
行きたいな~~!!! 見たいな~~!!! 凄いだろうな~~!!!
ひたすら登って、登って、栗尾岳到着しました。 写真は写す余裕なし とにかくピークに立つのだぞ!!! 嬉しいことに、今のところ、脚に異常なし。
やっと栗尾岳だ!
大きな岩が3個並んでました。 お握りみたいな岩ばっかりで面白い。島全体が岩なんじゃなかろうかな???
ピークのちょっと前はやはり一番苦しいものですね。あれがピーク?と聞けども聞けども、まだまだーの返事が返ってくるばかり。。。でもそれほどの究極のしんどさもなく、やったー!!!頂上に着きました。
やったー 登頂NO155 宮之浦岳1936m
あれま、また「くの字ポーズ」になってる・・・いつも言われるのだ♪ 私以外のお姉さま方は筋金入りのかつての山ガールです。一緒に歩かせて頂いて光栄です。
一人は途中で待っていることに。 もう一人は遅れながら、それでも頑張って登ってきました、良かった!!!
山頂で美味しい大福もちをご馳走になり、美味しかった!!! 低血糖にならない様にね。ナースのねもばあばさんは頼りになります。有り難かったーーー
ねもばあばさんのブログをリンクしました。見てみて下さい。さっそく屋久島の記事がアップされてます。
山頂の立て札。 登り口まで約8km。 晴れてれば、360度の見晴らしなんですって。海も見えるのに・・・等と、そんな贅沢は思いもせず、ここに立てただけで、もうほっとして自分を褒めてやりました♪ それより、帰りましょーー♪ 暗くならないうちに帰らなきゃ。
それが、少し歩いているとだんだん空が晴れてきて・・・
宮之浦岳の頂上が見えました。
ね、ごろんごろんの石でしょ!?! 島の固有種のヤクシマダケが道の両脇にずっと生えていました。
ヤクシマダケとは
わが国の九州、屋久島の固有種です。標高500~1900メートルにえ、草原帯を形成しています。桿は直径が2~5ミリ、高さは40~100センチになります。
翁岳。モアイの顔のような岩もあったな。
とにかくここは、ヤクシマシャクナゲ
このHPにとても綺麗な写真と説明が載っています。是非どうぞ♪
http://www.relaxin-yaku.com/wp/archives/9317.html
大体、3年に一度の周期で綺麗なんだそうで、今年は良かったみたいなので、次は3年後かな???
屋久島の鹿は小型。
帰りにだんだん薄暗くなってくると、鹿が途端に多くなってきた。 人の歩く時間じゃないってことか・・・急がねばねーー
途中ロープの箇所が3か所あります。
岩だらけなので、気を付けなくちゃ、躓いたら大変!!!
集中、集中と頭の中でしゃべりながら、無事登山口に到着しました。
5時40分到着。
仲間が遅れたので、少々待って帰路に付きました。
よく歩きました
登頂大成功
歩けて良かった、ホッと安堵で思わずため息でした。笑
オンジアースの浅井さんとガイドの花嶋氏、旅仲間5人 有難うございました。
では
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