続きです♪
神居古潭駅のそばで、キバナノアマナも群生していたけれど、私の気になったのは、山の中の方で咲いていたオオバナノエンレイソウでした。
男山自然園でも咲いていたけれど、遠かったので、近寄ってみたいな~
そして確かめたかったのは、子房の所に赤褐色の部分があるかどうかということ。
「あれ、オオバナノエンレイソウですよね?」
前にオオバナノエンレイソウの大群落を見た事があるというKさんがそばにいたので確かめてみました。
Kさんの仰るには、
「赤褐色の部分があるでしょ!それが特徴なんですって!」
とのこと。
それから、花はシャキッと上を向いてい咲いている事。
山に足を踏み込むと、なーんだかちょっと変な感覚はしたけれど、すぐそこだから恐る恐る近づいて・・・この辺り自殺の名所らしいのです( ;∀;) この時は全く知らなかったんですけどね。。。
初めてみました!
初めて赤褐色!確認!!!
花も大きくて、優雅です♪
学名:Trillium kamtschaticum
エンレイソウ属
ENG=ユリ科 Liliaceae
APG=シュロソウ科 Melanthiaceae
じつはこのオオバナノエンレイソウの群落も見たくて、ツアー後に延泊して見に行こうかと思っていたのですが、それもかなわず・・・ずっと気になってました。そろそろ見事な群落になっているころかな・・・と、数日前から気にしていたら、嬉しいことに、昨日の高橋修先生のブログで紹介されてました。ぜひどうぞ!
フィンデルン→http://takanesumire.blog15.fc2.com/
話は変わって、これご存知ですか? 北大の校章です。花のモチーフはオオバナノエンレイソウ♪ 構内に自生するオオバナノエンレイソウ=大花延齢草を図案化したものです
こんな事からでも、北海道の人達にとても愛されている存在であることがわかりますね。
この花もスプリングエフェメラル。
・花が咲くまで10-15年
・寿命20-50年
芽が出て花が咲くまで、とても長い年数を要します。
じっくりと長い年月をかけて育つということは、その間に環境が変わってしまうと育たなくなってしまうということですね。環境の保持がとても大事だということ。色々な自生地があるようでしたが、どこでも環境保護に住民の方々が力を入れていらっしゃるようでした。嬉しいことです。
オオバナノエンレイソウについては次の記事をご覧ください。
とてもよく理解する事が出来ます。
•北の森の踊り子 オオバナノエンレイソウ→
http://www.hokkaido-jin.jp/issue/sp/200205/enreiso_01.html
•第3回 オオバナノエンレイソウ ~「植物の生き方」を知れば保全のしかたも見えてくる~ お話:大原雅教授→
https://www.sci.hokudai.ac.jp/bio/ikimonogatari/%E7%AC%AC%EF%BC%93%E5%9B%9E/
植物学的な話は↑で読んで学んで頂いて(^。^)
エンレイソウ、Trillium (トリリウム)属の花は、ヨーロッパでは咲いてなく、東アジア以外では北米でたくさんの種類が見られるようです。
森にはあちこちで群生が見られるようです。白以外にも、いろんな色の花もあるようですね。
http://canadanomagotachi.blogspot.jp/2012/05/trillium.html
↓ 英語わかんない!私もです^^
難しいことは抜きにして、へー、こんな種類もあるんだ!
なんて思いながら見て頂ければ嬉しいです。
https://www.youtube.com/watch?v=JTdvBnP8ri4
ふー、今日は他人のふんどしで勝負って感じです^^
神居古潭ではこんな子も可愛く咲き始めていました。
ヒトリシズカ^^
お馴染みの、ただの?エンレイソウも近くで咲いてました^^
では
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