ランチを済ませたあと、せせらぎ緑道を散歩して、北斎の天井画で有名な岩松院へと向かいました。想像していたよりも、あっという間の距離で、すんなりと到着。
ちょうど、道の途中に浄光寺もあり、ほどよい30分のお散歩コースでした。
奥の赤い屋根の建物が本堂
なんと、入口の説明を読むと、わが故郷の広島城の城主だった福島正則が最後に過ごしたお寺だったのです。
広島城(49万8千石)の大大名であった福島正則。
幕府の謀略により元和5年(1619)秋、この信越地方(4万5千石)に国替えさせられたそうで、さぞかし無念だったに違いありませんね。
あまりに遠い。。。広島から長野。
本堂の大間には、21畳敷の天井絵、葛飾北斎最晩年の大作「大鳳凰図」があるのです。
↓ これです。
↑ 岩松院HPより http://www.gansho-in.or.jp/
葛飾北斎88歳から89歳にかけての作品といわれています。
北斎は83歳時に初めて、その後4回、小布施を訪れており、
4回目の滞在約1年をかけて大間天井に鳳凰図を描きました。
完成したのは、嘉永元年(1848)、北斎は89歳。
翌年江戸に戻り、90歳で亡くなっったそうです。
目にして、すぐに思ったのは、色彩がいまだにこんなに綺麗なの!ということ。全然色あせてないのです。170年もたっているのに、どうしてこんなに綺麗なのかと、不思議に思うほど、鮮やかな色彩が保たれていました。
このお寺は小林一茶が、
「痩せ蛙、負けるな一茶ここにあり」と詠んだ池もあるのでも有名なんだ、と、今知った~~ せっかく、行ったのに知らなかった~~苦笑
さて、シャトルバスでホテルに戻り、部屋に案内して頂き小休止。
ウエルカムで出して頂いた小布施堂の栗蒸し羊羹とお茶で寛ぎました。
小布施堂の栗蒸し羊羹、とってもしっとりしていておいしいです。
明日、午後「えんとつ」(小布施堂経営のカフェ)でモンブラン朱雀が食べれますが、お泊りのお客様はご予約することもできますが、いかがですか?
「わー、 やったーー!!!」
では、3時でお願い致します♪
小布施堂のカフェ、えんとつは、秋の新栗の時期限定の朱雀が超人気で、整理券を貰うにも長蛇の列ができる事で有名です。今年も明後日も9月15日から10月中旬まで食べる事が出来ます。
それはこんなの。
お店のHPには、こう説明があります。
http://www.obusedo.com/kurigashi/suzaku.html
素麺に見えるのは、穫れたての新栗。蒸した栗の皮を除き、素麺状に裏ごししたものを、栗餡の上にふわりと盛りました。新栗の繊細な風味を損なわぬよう、注文をいただいてから栗菓子工場へ取りに走ります。栗の郷に合っても、新栗の仕込み時季、仕込み場界隈でのみ味わえる究極の味。砂糖も何も加えず、栗そのものをいただく栗の点心です。
これを食べに、小布施に人が集まるほどの人気商品なんです♪
新栗の時期以外、通年食べられるのは「モンブラン朱雀」になるのですが、それも並んで順番を待たなければならないのです。
ラッキー!嬉しい~! 桝一客殿に泊まってよかった~♪
ほっとして、少々ベッドで休憩しました。
夜は、近くのこれもまた小布施堂経営の「蔵部」で冷酒を少々楽しむ予定。
ちょっと寝るねーー お休みーー♪
あー のんびり出来る♪ いい気持ち~♪
明日に続く
では
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