新宿御苑バックヤードツアーは今回が初めての試み。
一回目、一番乗りはハルさんでした。私は4番。なーんて、そんな順番なんてどうでもいい~^^ ですね。ちょっと、るんるん気分だったのは間違いないけどね~~^^
バックヤードでは、大温室で公開中の熱帯植物などの予備を育てています。それは誰でもが想像出来る事ですよね。1200種類の植物が育てられていて、そのうち約600種類は蘭が栽培されているそうです。
そして、もっと大事なことはそれだけでなく、絶滅危惧種約140種類を他の植物園などと提携して、協力しながら大事に育てたり、色々な試みをしてデータを揃えていっているそうです。
管理事務所のSさんの説明がとても分かりやすくて、素晴らしかったです。入口左の白い上着の方です。
建物の中は、皆さんの想像通り、こんな感じです。
仏教3大聖木もありましたよ。
サラソウジュの花を51年ぶりに咲かせたといってらっしゃいました。日本で二番目で悔しいとも~^^
内部の詳細説明は、私がつたない植物用語などで書くよりも、じつは、新宿御苑のHPでこのイベントの様子がアップされてました!
ほほほ、私達もいっぱい写ってます♪ 是非ご覧下さいませ^^
大温室のバックヤードツアーを開催しました→http://fng.or.jp/shinjuku/news/2018/11/post-1309.html
そういえば、絶滅危惧種では、皆さんお馴染みのこんな植物もありましたよ。
あと、ここにしかないという植物も見せて頂きました。写真もバッチリ写っているけれど、ここに載せるのは差し控えましょう。用心に越したことはないです。
一番興味を持ったのは、この建物。
何の変哲もない一見プレハブのような建物。
これ、じつは植物のノアの箱舟♪
何種類かは忘れましたが、タネをマイナス20度で凍らせて保存してあるそうです。
スヴァールバル世界種子貯蔵庫(スヴァールバルせかいしゅしちょぞうこ、Svalbard Global Seed Vault)といいます。
ノルウェー領スヴァーバル諸島最大の島であるスピッツベルゲン島に位置する種子銀行です。
「スヴァールバル・グローバル・シード・ボルト」
現代版「ノアの箱舟」とも言われていて、正式名称は「あらゆる危機に耐えうるように設計された終末の日に備える北極種子貯蔵庫」というのだそうです。
映画の世界では無いのですね。
ヤシの種など、油脂分が多いタネは、マイナス20度では凍らないのだそうです。そういうタネは、沖縄の美ら海水族館に、液体窒素?で凍らせるマイナス100度?になる設備があるそうで、美ら海に頼んでいるそうです。連携プレーですね♪
残していく事、大事なことですね。
植物だけでなく、祭り、神社、仏閣、建築物、色々なことに言えそうです。
残す心が育つ日本であればいいな。
では
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