御茶ノ水駅からニコライ堂への途中のビル正面で止まり、植栽の植え込みの観察です。大抵の人にとっては緑、または植物で一括処理される存在。緑があると意識できる人はまだまだ緑に関心のある人。えー、そんなところに、そんな植え込みがあったっけ?という人も多いでしょうね。
植物さんぽでは、一人で歩いている時は、わかんない~!で逃してしまう植物も友達になれちゃいます♪
皆で歩いていると、あ!実がなってるよ! ほんとだ!
誰かが触ってみて、、、柔らかいよ~! ほんとだ!
誰かが踏んでみて、
べちょ~~ わー 凄い色が出るね!!
(かなりの水分を含んでいます。色は鮮やかな青♪ この時、ふと思った。染料に使えるな。。。)
こんな風に、沢山で観察すると、どんどん話が展開されていって面白い!
この低木の名は、ハマヒサカキだそうです。サカキとヒサカキは知っているけど、ハマヒサカキは初めてでした。
よーくみると、ちらほら花が咲いてます。まだ、咲いてる花があるんだね。
ほんの2㎜程度の花。一人じゃ、見逃してたかもしれません。
ハマヒサカキは、本州では千葉以南、四国、九州から琉球列島に見られ、国外では朝鮮南部、中国に分布するとあります。
ハマと付くからには、海岸で多く見られ、パッと見て、ヒサカキより葉がまるく、分厚く、光沢があるので、きっと乾燥や風に強いから、都市部の植え込みとしても利用されるんですね。
比べてみる為にヒサカキの写真を探してみました。ありました!数年前に北鎌倉で写したヒサカキです。葉が薄っぺらい。先っちゃがとんがってる!
確かに、ハマヒサカキの葉の方が丸っこくて、テカテカ。テカテカしてる方が好きだわー テカテカなお肌に憧れますもの~^^
どこかで、また出会いたいハマヒサカキでした。
ヒサカキにもハマヒサカキにも、葉の先っちょに、へこみがありますね。
花は10-12月に葉腋に1-3個束生し、下向きにつくそうです。どちらも、あのいやーーな鼻を突くガス臭のようなにおいは顕在の様です^^ いやだぁー!と言いつつ、ついつい恋しくなるあのガス臭ですね。笑
調べてみると、実は、染料として利用されてますね。なかなかいい浅葱色と表現してあるサイトもありました。
https://www.chilchinbito-hiroba.jp/column/zukan/?p=127
ヒサカキはサカキに非ずですよねー、この間の植物さんぽで聞きました!と、aneさんが言ってました。なんと!素晴らしい仲間が出来た事か!(そういえば、聞いたような気がしてきた( ^ω^)・・・)
若い人に刺激を頂き、有難さを感じた瞬間でした。歳には勝てぬなぁ!
では
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