ながーいながーい歩き(ふふ、まだ言ってる)を終えて、車で約40分。秋山郷、結東集落にある「カタクリの宿」に着きました。
小松原湿原で池塘が見れなくて残念がってたnagaさん、このかたくりの宿はどうも気に行ったみたいです。いえいえ、きっと全員が気に入ったのではないでしょうか!?
とても気持ちのいい素敵な宿でした。
皆よく歩いたので、宿に着いてホッとしています♪
写真を見て頂くと、何となくわかって頂けますか?
この宿は、廃校になった津南町立秋成小学校の結東分校を再利用して作られた宿なのです。
どんなおばさんが迎えてくれるのかと思ったら、手ぬぐいを頬被りした若い女性が迎えてくれました。それもとても感じよく!!!
この宿はこの若い3人の力で維持されているようです。
壁に自己紹介が貼られていました。
このように、自分たちをオープンにして働いているのはとてもいいことだと思います。お客様はとても親しみを覚えますもの。
ここの大自然やここの土地の風土に魅せられて移住してきた若者たちが、上手く都会的センスと田舎の良さを融合させて、新しい世界を作り出しています。それを土地の人達と共に作り上げていけたら、素晴らしいことですね。
頑張って欲しいものです。
お部屋の名前は○○組。
私達の部屋は7組でした。
部屋に通じる廊下には、素敵なアーティストの作品が展示されていて、古い建物を感じさせないモダンな雰囲気が広がっています。
越後、妻有「大地の芸術祭」アートトリエンナーレのアーティストの作品が飾られていて素敵です。このかたくりの宿自体もいわば作品かもしれませんね。
例えば、食堂はこんな感じ。
これはポルトガル人の作品でした。
下には、かつて、この小学校に通っていた子供達の写真が飾ってあります。
建物空間も素敵ですが、何より良かったのは食事。特に山菜料理が素敵に鎮座して待ってくれていて、食堂に入って感激♪
こごみ、トリアシショウマ、アマランサス、ハンゴンソウ、イタドリ、コリンキー、あー、銀杏豆腐が・・・・・ぅますぎ~~~!!!
お米は結東の石垣田のお米です。
嬉しくて、皆 早速写真です♪
てんぷらがカラっと揚がっていて美味しい!!!
キュウリのお漬物が・・・ ふふふ、大満足でした♪
特に前菜の数々がどれも美味しかった~~
デザートは豆乳プリン、赤ものソース
アカモノはさっき小松原湿原で見たばかりの植物。
これがあれなのね。
高橋先生の説明の「赤モモが赤モモ、赤モモ、赤モモって言ってたら、いつのまにか赤モノになっちゃったんです~」という言葉が頭に浮かんできました^^ もう何度聞いたかな~~笑
スタッフの方と楽しそうに話していらっしゃるご機嫌の高橋先生です^^
きっと食堂は職員室だったのかな? お風呂は校長室だったそうです。
ついでに朝ご飯紹介しましょう。
朝ご飯も可愛く盛り付けられてます。
右にあるのは大根といんげんの山椒和え。胡麻も入っていたような・・・ これ好きでした。
そして、これが大人気!
ヤングコーン
熱いうちに食べましょうね!
むいで見たら、中はこんなでした。もちろん、甘くて美味!
山の中ならではの味に大満足でした。
おほほ、おおいしそうでしょ?!
この宿のいい所、それはさりげないサービスです。
冷たい水は廊下に置いてあり、いつでも飲めます。
コーヒーも無料サービス。
これで、9000円で泊まれるのです。冬季は雪が深く来る人も少ないでしょう。あなた達、一体いくらで満足して生活しているの?と、問うてみたくなってしまいます。好きだからこそ、出来るんでしょうね。しっかりとしたパッションで持続していってほしいものです。
若い人、頑張れ!!!
笑顔のとても素敵な3人でした。
体育館も変身!
ついつい、梁に目が行きます。
木組みが面白いのです。
木を見ていると落ち着く~~
いい空間だなぁ。
かたくりの宿の外にはプールがあって、大地の芸術祭作品の「melting wall(本間純)」が併設されています。
子どもの頃、プールの中から見上げたゆらめく水面を表現したこの作品は、緑あふれる周囲の景色や小学校のプールの雰囲気とあいまって、なつかしい気持ちを呼び起こす作品になっています。HPより
ぜひ、また来て泊りたいと思う宿でした。
大地の芸術祭は、瀬戸内芸術祭同様、越後妻有(新潟県南端の十日町市と津南町エリア)で2000年から3年に1度開催される、世界最大規模の国際芸術祭です。
地域に隠れた魅力を、アートを媒介として掘り起こし、地域再生を目指すことを目標としているこのイベントは、アートによる地域づくりの先進事例として国内外から注目を集めています。
「人間は自然に内包される」を基本コンセプトにした様々な作品やパフォーマンスを、越後妻有エリアのあちらこちらで見ることができます。HPより
結東温泉カタクリの宿→http://www.tsumari-artfield.com/katakuri/
大地の芸術祭→http://www.echigo-tsumari.jp/
ゆっくりと、また秋にでも来てみたいです。
では
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