次に止まったのはちょっと荒涼とした場所。
標高はいまだにそんなに低くない、およそ2800mから3000mと言ったところでしょうか。
雪は深々と降り続いています。
ここで目についたのは黄色いケシ。
大きな川の流れを見下ろすことができ、大自然の奥深さを感じるような場所でした。
小さな黄色いケシの花が寒さに耐えて咲いてます。
ケシの花って、こんな寒さをかいくぐって大きくなるんだなぁ。
妙に心奪われ、何度もシャッターを切りました。
遠くでは、皆何かを見ています。
何かいいもの咲いてるのかな?
私、見逃してるかな?
でも、いいの。
心を掴まれた黄色いケシに集中でした。
ほとんどのケシがうなだれている中、一つシャキッと顔をあげているものを発見!
君の顔が見れたよ^^
きっと、この子は
パパヴェル・ヌディカウル Papaver nudicaule ケシ科
中央アジア~シベリア~東アジア、アラスカを原産地とする高山の礫原やツンドラ地帯に見られる多年草。
草丈:10~40cm 花径:2~6㎝ 花期:6~8月
この旅では、他にも黄色いケシを見ることが出来ました。
この数時間後
道路端や斜面に咲いてます。
このケシを見た途端、ツアーリーダーのMさんが「ツノゲシの仲間ですね~」と!!!
ふーん。ツノゲシの仲間なのね~~ と、頭に入れたけれど、ツノゲシってなんだ???笑 知識のない私です。
どうして、すぐにツノゲシの仲間ってわかるの? それが疑問でした。
ツノゲシで検索してみると・・・実がツノのような形をしているのだそうです。
よーく写真を見てみると、実がある~~!!!
ツノのような長い実が見える!!!
ここにも、いっぱい実が~~~
今、初めて気づきました!!!
それに葉っぱが青白くて、日本で見るツノゲシの葉っぱに似てますね。
それに、もうひとつ、葉っぱだけじゃなく、めしべの形が違いますね。ツノのような果実になりそうな形だわ~~
ツノゲシは
花がケシに似ていて果実が長い角状であることに因みます。
学名(属名)のグラウキウム(Glaucium)は、ギリシア語の“灰青色の(glaucos)”に由来し、灰白色の葉に因みます。と、書いてありました。
ケシ科 ツノゲシ属
私達の周辺で目に出来るツノゲシはこんなのです。⇒ツノゲシ画像
もう一か所、数日後、ソンクル湖岸でみた黄色いケシは・・・
分かる、分かる!!!
分かっちゃいます^^ おほほほ
この子、ツノゲシの仲間だわ~~^^
やっと、今頃わかって、うひひ!!!と、喜んでます。
今頃わかったんかい。。。と、仰りたい方、お付き合い有難うございます。
あー、すっきりした!
というところで、今日はお終い。
*****
追記 このケシは
Glaucium fimbrilligerum
Papaveraceae - Papaveroideae - Chelidonieae
Glaucium fimbrilligerum (Boissier 1867)
Native to Central Asia, China, Iran, Pakistan です。
では
*****