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奇妙な奴、リンデロフィア@キルギス・雪どけの花の旅28

f:id:blueskymayuri:20190831225158j:plainLindelofia stylosa ムラサキ科

Boraginaceae - Boraginoideae
Lindelofia stylosa (Brand 1921)
Native to Central Asia, Afghanistan, Pakistan, China

 

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奇妙な姿と色をしていたので、ずっと、頭に残っている花。

調べてみると、Lindelofia stylosa という名前は判明。

しかし、さっぱり分からない。

ネット上での日本語で見つけられる資料は、唯一、日本ヒマラヤ協会発行の2000年11月の冊子に掲載されている帝京大学医真菌研究センターの故井上重治さんのカラコルムでこの花を見た時の記事が載っていました。

以下はその一部です。

 

リンデロフィア Lindelofia stylosa(ムラサキ科)はカラコルムを中心とするカシミール地方に特有な植物で、珍しく大型である。日本には似た植物はない。

この植物の群落に最初に出会ったのは94年6月、ゴンドロ谷を登っている時であった。
ふさふさした長い葉のなかに不気味な青紫のチューブ状の花を下に垂れ、その真ん中から白い雌しべの花柱を突き出していた。一度見れば絶対に忘れない特異な形である.。

一見蕾のように見えたので、何時花が開くのか地元の人に聞くと、「もう花は咲いている」と笑われた。ゴンドゴロ谷では3,600m-4,200mに生育する典型的な高山植物であるが、結実期になると、実に不思議な変化を示した。ピラミッド型の小堅果
ができる頃になると、花幹がするすると伸びてきて、長いつるに堅果が次々にぶら下がったような形になった。一体どこまで伸びるのか、とうとう最後まで見届けられなかった。

ヒマラヤ協会の資料→http://haj1967.jp/wp-content/uploads/2017/09/rep_348.pdf#search=%27Lindelofia+stylosa%27

 

ネット上でタネの状態の写真がみつかりました。

有難くシェアさせて頂いていいかな?

枝が長く伸びて、こんな実がなるようですね。

Lindelofia stylosa

 

じつは、もう一つ、そばにこの花が咲いていたのです。

この花の正体は? 

色も葉もとっても似てると思いませんか?

Lindelofia stylosaで検索してみても、上の長いめしべが出ている花の写真しか載っていません。

でもでも、

思うんですけど・・・ 勝手な推測です。が・・・、下は雄株じゃないのかな?

でも、似てるけど、違うのも確か。葉が違う???

 

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残念ながら、ボケてますが、雄蕊しか目立ってないですよね。

 

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おしべは花粉を運んで貰わなくてはいけないので、花は開かなくちゃなりませんものね。

まだ、春が来たばかりで、花の丈は低いですが、これから伸びていくように思います。

新しい葉の中に、去年の古い枝が残ってて、どれくらい背丈が伸びるか想像できますね。

まったく別種かもしれません。悪しからず。

 

ヒマラヤ大図鑑で、Boraginoideae ムラサキ科 Arnebia euchroma アルネビア・エウクロマ で、とても似た花が載ってました。

アルネビア・エウクロマがあってそうな気もします・・・色々な写真を見ても、私には、勿論ハッキリと断言できないです。当たり前よ^^  色んな写真があって、全然違うものもあるし・・・

アルネビア・エウクロマは根がコルク質の紫色をしていて、染料として使われるので有名らしいです。

 

 halさんが考えてくれて、なんとなくガッテン出来る結論に至りました。

この2つの花は同じで、雄性先熟のような気がしてきました。最初雄で、終わると雌しべが伸びてきて花は閉じるんですね。

これでガッテン行きません?

私はガッテン、ガッテン、ガッテン!!!

 

どなたか、ご存知の方、いらっしゃいませんか?

ツアーリーダーのmatsuさんに聞いてみようかな?!

 

いずれにしろシックな色合いの大人チックな花でしょ?

この場所以外では見かけなかったとっても印象的な花達でした。

では

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