Botanic Lovers

ボタニック・ラバーズ

2024.02 岩手山裾野・七滝

キタダケソウの仲間、カリアンテマム・アラタヴィクム@キルギス・雪どけの花の旅31

咲いてました!

スミレの横に2株のキタダケソウ

初めて見たキタダケソウでした。

キタダケソウと言ってますが、キタダケソウ、そのものでは無いですよ。呼びやすいからそう言っているだけです。キタダケソウ北岳にだけ咲く固有種。

キルギスで見たのは仲間と言ったらいいのかな?

キタダケソウ属の草本です。

ちっちゃー

これまたスミレと同様に、私の勝手なイメージよりも小さな花でした。せいぜい2.5cmでしょうか。

わー、沢山咲いてるよ~

道路脇の石ゴロゴロ斜面にもっと新鮮で沢山の株を見つけることが出来ました。

 

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想像していたよりは小さかったけれど、清楚な花ですね。人気のほどが理解できます。

 

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Callianthemum alatavicum カリアンテマム・アラタヴィクム

Ranunculaceae - Ranunculoideae - Adonideae
Callianthemum alatavicum (Freyn 1898)
Native to Southwestern China, Kyrgyzstan, Mongolia, India, Pakistan

 

キタダケソウキタダケソウCallianthemum カリアンテマム)はキンポウゲ科の属の一つ。

主に多年草で、高さは10~30cmほど。
白い花を数輪付ける。

アジアからヨーロッパにかけて二十数種ほどがあるそうです。

日本では、北岳キタダケソウ。他に北海道のアポイ岳ヒダカソウ、夕張山系の崕山のキリギシソウの3種が見られます。

    

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葉っぱがかなり肉厚で頑強なイメージでした。

面白い。

 

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キタダケソウって、もっと大きいの?

傍にいる仲間に聞いてみたけれど、誰もはっきり知らなくて・・・

気になったので、調べてみました。

3㎝位と書いてあったので、同じくらいなものですね。キルギスで見た方が少し小さいかもしれません。

 

一番の違いは葉っぱですね。

キタダケソウの写真は勝手に載せられないので、下のHPを見てみて下さい。

ヤマケイ→https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=709

「週末は山にいます。」というブログ。広角の写真が載っているので、実際にどんな所にどういう風に咲いているのか様子がよくわかります。リンクさせて頂きました⇒

https://takenoyama.exblog.jp/25871914/

https://takenoyama.exblog.jp/25874620/

 

北岳高山植物はこちら。さすが花の山、北岳ですね。→http://katanokoya.com/alpineplant.html

カリアンテマム・アラタヴィクムで検索したら、ヤフオクでタネが3個で2200円でした。採取地はキルギス・天山ですって。こんなことしないで、そっとしてて欲しいです。日本で種まいても環境が・・・

https://aucfree.com/items/k206829847

 

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この数日後、2回ほど、もっと高所4,000m以上の山の斜面で大群落を見ることが出来ました。

一面に咲くキルギスキタダケソウと勝手に名付けたカリアンテマム・アラタヴィクムは見事で、思い出に残る風景です。

高所でとぼとぼ歩いてやっとたどり着いた場所でした。重い一眼レフに重いマクロレンズつけてると、4000mの地点での登りは結構キツカッタ!!! なので、2回目はコンデジにしたら、楽でした~~!!! 体を選ぶか、写真の出来を選ぶか、微妙~~!!!

その時の写真はまた!

では

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