Botanic Lovers

ボタニック・ラバーズ

↑ 新潟、国上山 キクザキイチゲとカタクリに癒される

ただ、そこで咲くのみ♪@キルギス・雪どけの花の旅42

観察日5日目続き

車が停まり降り立った瞬間、感じた威圧感。うまく表現できないが生き物の気配の全くない神の領域とでもいおうか、無の世界に来てしまったかのような感じを受けた。

それでも足元に存在している植物にホッとする。生えている植物に僅かな自分との接点を見出して、この場所にいてもいいんだという気持ちになれた。

そこは、少しばかりお邪魔させて頂いた神の領域だった。

今でも一番覚えている場所。

これから何が起こっても、あの場所で感じた気持ちを思い出せば、少しは謙虚な気持ちになれそうだ。

周りに何もいなくても、

ただただ存在している植物。

ただただ、そこで咲くのみ。

人間の様に、他人に多くを主張しなくても、自分を必死で語らなくても、ただただ、そこに存在するだけで大きな意味を持つ。

そんなことを教えられた場所でもありました。

 

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まるで異星にでも降り立ったかのよう

皆でいなくちゃ、怖い 慣れるまで、周りの気配に違和感を覚えた

 

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わおー なんて場所なんでしょう

 

そんな心細い時に、パワーをくれるのは、私にとっては色です。一番にカメラを向けたのはこの小さな小さなチューリップ

おまえさん、小さいのに頑張ってて素敵だよ~

 

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このチューリップを見ていると、身体にパワーが戻ってきました。

 

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そのそばには、うす紫色のマメ科の植物。

 

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落ち着く為に、一人ここでゆっくり撮影してました。

いかにも雪の世界に適応した姿をしている、この毛むくじゃらな豆の花が気に入ったのです^^

ここに似合ってる。

素敵だ~

 

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Oxytropis chionobia

Fabaceae - Faboideae - Galegeae - Astragalinae
Oxytropis chionobia (Bunge 1874)
Native to China, Kazakhstan, Kyrgyzstan

 

陽あたりの良い岩の斜面には、親しみのあるこんな植物もちらほら咲き始めてました。

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Allium semenowii アリウム

Amaryllidaceae (Alliaceae) - Allioideae - Allieae
Allium semenowii (Regel 1868)
Native to Central Asia

 

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一輪ですが、アズマギクらしき花も

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sachikoさんがそばに来て、ネコノメも咲いてるよ~

 

どれどれ、

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Chrysosplenium nudicaule

Saxifragaceae
Chrysosplenium nudicaule (Bunge 1830)
Native to China, Central Asia, Siberia, Nepal

 

ゆっくり写していると、またまた皆から離れてしまって、おーい待って~~ 
ここは、ちょっと怖い~~

誰かいないと怖いよー

 

といいつつつも、この余りに静謐な気配に惹かれて、余りにクリアな世界に惹かれて、水際でSTOP。

突然、クマが出て来るわけでもないから大丈夫!頭上から人食い鳥が飛んでくることもなさそうだから大丈夫!なんて、変なことを自分で言ってました。苦笑 植物は好きだけど、動物はどうも苦手!苦笑


この景色は写したい・・・

もう二度とこんな世界に来ることはないかもしれない。

 

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水が綺麗だー

静かだー

動くものがないー

なんの気配もないー

感動。

無の世界を暫し堪能しました。

 

でもでも、正直、人恋し~~

皆の後を追いかけました。

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右側の小山の手前に小川があって、転ばないよう、結構必死で大岩を真剣に越えて、次に小山を越えると・・・(写真では簡単に歩けそうですね。)

そこには、目の前に

わー!!!

大好きなトロリウスの世界が広がってました。

あまりに広くて、どうやって写せばいいの???

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 こんなところに突然やってきて、焦ります。

水に咲くトロリウスも写したいけど、やっぱりここは広角で写すでしょ~~ まずは!

焦れば焦るほど、山が斜めっちゃう~~笑

 

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    ↓この写真はスマホ iPhone8plusで

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人がいなくなるのをじっと待ってました。

人が写っている写真が決して嫌いなわけじゃなく、どちらかというと好きな方かな?

でも、ここは一枚は人無しで写したかった。

 

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     ↑ これはキャノン EOS6Dで

 

太陽の光を写し込んでみたかった。

 

皆は道路を越えて、反対側へ行ってます。またまた、追いかける~www

そうそう、早くは動けません。けっこう苦しくなります。

一体標高はいくらくらいかな? 

富士山ぐらいはあるのかな?

そこまでは無いか!

 

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 道路の反対側は陽あたりがまだましなようで、雰囲気が変わります。

手前に咲いている黄色い花は

 

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↑↓これはコンデジのキャノンpower shot G7x mark2 で

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Oxygraphis glacialis

Ranunculaceae - Ranunculoideae - Ranunculeae
Oxygraphis glacialis (Bunge)
Native to China, Siberia, Central Asia, Alaska

 シベリアとかアラスカとか極寒の地原産ですね。

太陽の光をたくさん集めている感じがします。キンポウゲ科凄い!

 

最初は皆を追いかけてた私。 途中でこの青いトロリウスに目が行って・・・そこで悪戦苦闘してました。どろどろの中に咲く青い妖艶なトロリウスから離れられなくて・・・

 

その子はこの子

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100㎜のマクロレンズを持ってなかったから、、、 あー、持って出ればよかった!とは思うけど、この標高で6Dのフルサイズカメラ&100mmマクロはけっこう重い!!! 少し歩く時はしんどくなるので我慢したけど、コンデジではこれが限界だわー

 

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もちろん、泥の上に寝そべってます。だって、小さいんです、この花。

まあまあかな?!

 

 

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 こちらは キャノン6D+広角レンズ

広がりがあっていいなぁ。

どんな所でどんな風に咲いてるかが表現できますね。

 

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 ブルーは怪しい色だわ~www

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皆が遥か向こうから戻って来て、キタダケソウの仲間がいっぱいだったよ~~

えーー! そんなに咲いてたの?

それは、ちょっと惜しかった~~

どんなだった?

辺り一面だった!!!

あれまーー

でも、なぜかそんなに惜しいとも思わない。

だって、私も楽しかったの!

今でも一番思い出すのは、あそこでこのブルー軍団を写すのに悪戦苦闘して楽しかったこと! なんとも心に残るいい色でした。

 

では続く

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