角館到着午後2時22分
秋田さ、着いだべ~
広島育ちの私にとって、岩手、秋田はどうも遠い存在。
小さい頃、絶対行きたくない所=秋田でした。
秋田ごめーん!
何故かって?それはね、なまはげがいるから。テレビで、突然家に入ってきては子供たちを襲う?あの怖いなまはげに、私の子供心はわなわな~~本当に怖かったのを思い出します。テレビの向こうの出来事なのに、「いい子にします!いい子にします!」なんて言ってたのを思い出すぅ。笑
この間、ガイドの高杉くんが言ってました。
なまはげはね、ロシア人かもって言われてるんですよ。妙に色白の人がいたり、目が綺麗な人がいたりするんです。
へー、なるほど!
夕方、皆と落ち合うのでそれまで少し散策してみることに。
今夜のホテル、フォルクローロ角館は駅の隣り。荷物を置いて、さあ、歩いてみましょうか。
じつは気になるところがあるんです。
それは平福記念美術館。
何かの口コミで見たことがあるの。ちゃんと(いえいえ、まったく)調べてないけれど、なーんとなく気になる存在。角館で私を一番呼んでる~~何故だか知らないけど、私を呼ぶ声がする~~心の声には素直に従いましょ。
外に出てみると、停車タクシー一台発見。いがったぁ~ 平福記念美術館は武家屋敷の通りの一番奥のはず。徒歩なら20分。まずはタクシーでしょ。20分の歩きを覚悟していた私はタクシーを見つけて、るんるん♪
運転手さんとしゃべるのもいつも楽しいしね^^
角館、初めて来たんですけどおすすめの場所を教えて貰えますか?
運転手さん、張り切って教えてくれました。いい運転手さんでした~
わー、緑が綺麗ですね~! 桜や紅葉の時もいいけど、新緑もきれいだよ!目の前に現れた武家屋敷の通りには人っ子一人歩いてない。
板塀の黒と緑の世界がなんて素敵なの。
角館を独り占め?!?
枝垂れ桜や紅葉で有名な角館。新緑の桜やモミジがそれは素敵でした。
タクシーが止まったのは、一本の大きな枝垂れ桜の前。
ほー 大樹だわ~ ぽかんと口を開けたまま見上げました。ほーー
シダレザクラの歴史は古く佐竹北家二代義明の正室がお興入れのとき(1656年)に持参した3本の苗木が始まりと言われています。
来てよかった~
気持ちが晴れ晴れする~
目当ての平福美術館は、この桜のお向かい。ここを入っていくと右手に入り口がありますから、ゆっくりしていって下さい。いいところですね~ タクシーの運転手さんに手を振りにっこり。
だって、だって、
タクシーを降り立ったところはこんなに緑豊かな素敵な場所。
なんか、洋風な建物って書いてあったよね~
この和の街に洋風とは・・・
どんなんだろう?
そんなわずかな情報をもとに歩みを進めたのでした。
では つづく
*****