今回も入ってきましたよ、温泉!
山形県米沢市南部白布温泉(しらぶおんせん)東屋さんと福島県新野地温泉相模屋さん。
両方とも「日本秘湯を守る会」の温泉。いいね、いいね。
日本秘湯を守る会って何ぞや?と思う方はこちらをどうぞ→
どちらもさすがのいい湯でした。
素敵な空間の高級旅館もいいけれど、秘湯の湯は別物。
いいのだ♪
まさに、これぞ温泉!
新野地温泉は乳白色の柔らかい湯。優しいお湯で納得。
↑ 新野地温泉源泉 いかにもの湯けむりの光景。去年鬼面山から見たよね。
もちろん、新野地温泉も良かったけれど、
私の興味をうーんと引いたのは
最上川源流の白布温泉でした。
<白布温泉の湯> 開湯は1312年。1分間1500リットルの天然温泉が700年以上自然湧出していて、お湯は無色透明。
なんと!
白い細かい湯の花が大量に湯船に舞っておりました。大量の湯の花がめちゃくちゃ気に入ってしまった^^
湯船の周りにお湯があふれ、じゃぶじゃぶで気持ちいい。
遥か上方から流れ落ちる滝風呂。
これが凄い迫力~!!!
迫力じゃなく圧力?かな? 整体効果もあるそうな。。。修業僧になった気分も味わえる!笑
露天風呂も気持ちよかったですよ。
山歩きをするようになって、味わい深い温泉とご縁が出来ました。決して、宿の設備などは贅沢空間ではないけれど、贅沢では無い素朴な湯が味わえます。地と繋がったような気分になれるのです。
高級旅館とは全く別物です。
東屋さん、おもてなしも一生懸命で暖かい宿でした。
おススメです。
リピしたい温泉がまた出来ました^^
白布温泉が出来て約700年。あたりを散策すると、大切に守ってきた人々の深い思いを感じることができます。
一人部屋で、バタンキューで寝たい衝動にかられたけれど、誘われて、夕食前にちょっとお散歩♪
これは源泉の横にあるお地蔵様7体。
白布温泉開湯の日と伝えられる毎年6月12日にお神酒の代わりに温泉をお供えするお祭り(神事)が行われ、源泉の近くに100年に一尊(体)のお地蔵さまを納める習わしが受け継がれているのだそうです。
一番新しいお地蔵さまは、8年前の2012年に作られたもの。
今度は2112年ですね。
人々の思いが継承されていくことは本当に大事ですね。
無事、受け継がれていきますように。
左の白く光っているのが、源泉の蓋です。
ほかにも、安土桃山時代には上杉家の重臣・直江兼続がこの地で火縄銃を製造していたという文書が残っていて、銃を鋳造していた場所などもありました。
こちらは西屋さん
西屋さんは茅葺の素晴らしい作りです。
残念ながら東屋さんは隣りの火事のもらい火で20年前に焼けてしまったそうなのです。それまでは茅葺の宿だったそうで、本当に残念ですね。
本日、休館日でした。 こちらもよさそう。
白布三十三観音
東屋24代当主が、幾世の安らかなる事と、温泉の永遠の栄えを祈願して、石工と共に西国三十三観音を巡礼し、分霊をうけ、享保14年(1729)に建立した「石造野立の三十三観音」。
観音様のお顔がとっても安らかで綺麗だったのが印象的。
お腹すいてきたけど、 白布大滝もがんばっていったよ。
考えてみると、この頃 滝によく行ってるな・・・
それぞれの看板に、「おしょうしな」と書いてあります。
おしょうしなって、米沢で「ありがとう」ですって。
今日もブログを見て頂き、おしょうしな~^^
今日も暑くなりそうです。光り輝いてます。暑さももう最後ですね。連休4日間が始まります。皆様よい休日を!
白布温泉東屋→
http://www.shirabu-higashiya.com/
では
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