久しぶりに植物写真家・高橋修先生のボタハイに参加してきました。高橋先生、お元気そうで何よりです。Qさんも、「お久しぶりです～^^ 」
行ったのは山梨県、高座山（たかざすやま）、杓子山。山頂から、360度の見晴らしの素晴らしさで有名な杓子山にずっと登りたかったのです。
集合：富士山駅9：15 特急富士回遊号であっという間でした。タクシーで鳥居地峠へ。
さあ、登り始め～～
少し歩くと視界が開けて、緑の草山が広がりました。気持ちいいです。
あそこに登るんですね！真ん中に見える一番高い所が高座山のようです。あの最後の上りが急登で有名な場所ですね～。山肌に大、中、上などの文字が見えます。京都の大文字焼のように、毎年8月8日に開催される忍野八海祭りで八文字焼きを行うのだそうです。へー、まだまだ知らないことの多い事！
中央付近で足を止めて、ふー、一息ついて後ろを振り向くと、南側に忍野村が広がり、そこにどーんと腰を据えて聳える富士はいつものごとく雄大じゃ！
お見事！！！
今日初めての富士山。
いつものように、色々な植物を観察しながらてくてく、てくてく。メンバーの植物マニア度が上がってます。皆めちゃ熱心だわ～
中でも初めて耳にする名前が・・・「カイジンドウ」
名前はカイジンドウなのですが、漢字で書くと、甲斐竜胆って書くそうで、おまけに名前はリンドウなのにシソ科ですって。
とにかく、毛が多いんです！とのこと。確かに、茎には細かい毛がぼうぼうでした～毛だらけリンドウちゃんですね。シソ科だから、茎は四角形。ここでは、花が咲くのが遅れているみたいで、花は見れなかったのですが、あとで運のいいことに大権首峠で見る事が出来ました。
たった一株見れたカイジンドウはこんな子でした。
スマホでぎりぎりどうにか撮れてました。うーむ、そろそろ我慢の限界が・・・一眼レフで写したい～～ 激痛が走ってた右腰は回復中。もう少しかな。
あー、もっと美しく表現してやりたい！！！
動かなくちゃ、動けなくなると、ぎりぎり山にも登っているけれど、早くカメラが持ちたいなぁ。
と、つぶやきはいいとして^^ お初のカイジンドウでした。
もうひとつ、話題になったのは
オオチゴユリ
最初、ホウチャクソウ？ チゴユリとホウチャクソウの掛け合わせ？ ホウチャクチゴユリ？ などと言っていたのですが・・・高橋先生に聞いてみると、オオチゴユリとのことでした。珍しいですよ～～ へー そうなんだ！
花はチゴユリのようだけど、茎が枝分かれしてます。そして、オオチゴユリの大きな特徴は雌しべの先がくるん反り返って広がっている事だそうです。
ね、雌しべの先が、くるりんぱ！
これもまたお初のオオチゴユリでした。
あやめも斜面にちらほら
林道から右に曲がり、山椒薔薇の大木がトンネルを作る素敵な山道を登っていきました。あ～、咲いてたら、さぞかし素敵だろうな～ということ。今年は花芽が少ないのか、まだ花も咲いてなく、棘をひたすらよけよけ、滅茶苦茶急な坂をえんやこらさ～と登ったら、ひゃー、着きました！山頂に！
富士が少し雲隠れ。でもでもいい景色です。
眼下の忍野村には黄色い建物が沢山見えます。かなり大きな企業かな？黄色の企業の正体を調べてみると、ファナックでした。ロボットで有名な会社です。会長さんが黄色が好きなのだそうです。パワフルですね、株買ってみようかな^^
はーい！小休止、ランチタイムとなりました。
登頂NO246 高座山 1304.4ｍ ＼(^_^)／
お次は杓子山です^^
では
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