飯豊山に行くとなると、やはりイイデリンドウは外せません。
楽しみにしてました。
飯豊神社のある本山小屋の手前で、まず蕾が。
小屋の方が案内板を作って下さっていました。
蕾じゃ、ぴんと来ないけど、ひとまず見れた。まだちょっと時期が早いのかな?今日は沢山見れるかな?そう期待しつつ歩き始めたのでした。イイデリンドウは飯豊山地の南部では飯豊神社から飯豊本山を経て御西岳までの稜線にあるらしい。
だとすると今日見れるはず。でも目につくのはミヤマリンドウばかり。
そう思っていたら、出てきましたイイデリンドウ。ミヤマリンドウが咲いている辺りにはイイデリンドウは咲いてなく、イイデリンドウが出てき始めるとミヤマリンドウは姿を消します。住み分けされているようです。
絶滅危惧種なので株数も少なく、あ!咲いてる!と叫ぶと、また間をおいて、あ!又咲いてる!という感じ。次から次へと・・・という訳には行きません。
でも思ったよりは見れたかな。
上がミヤマリンドウ。下の二つがイイデリンドウ。
派手さがかなり違うので一度理解するとすぐに分かるようになります。比較対象があると、両方がクリアになりますね。
イイデリンドウは、ぱあーっ!思いっきり開いてる印象がありました。
イイデリンドウ(飯豊竜胆)
学名:Gentiana nipponica var. robusta リンドウ科リンドウ属多年草
飯豊山固有種
ミヤマリンドウを基本種とする変種です。もう一つミヤマリンドウ鵜の変種とされているのがリシリリンドウ(利尻竜胆)あー、今年コロナで利尻礼文に行けなかったから、いつかぜひ見たいものです。
両者を比べてみると、副片が全く違いますね。
イイデリンドウの副片は小さくて直立していますね。
詳しく知りたい方は
大場先生の研究をどうぞ。→JJB_048_373_373.pdf (jjbotany.com)
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縦走路には花、花、花。
終わりかけてるけど、オヤマノエンドウも可愛く広がってました。
オヤマノエンドウは・・・ まだ残雪がたっぷり残る頃に稜線で夏を告げる花。どこか海外でもで見たなぁ~と思うけれど、思い出せず・・・
さあ、もうワンピッチで駒形山。
元気元気で、あっという間に着きました駒形山。
ほんまかいな?笑
登頂NO258 駒形山2038m \(^_^)/
飯豊本山小屋から約1時間で着きました。
ここからの眺めは最高。白く輝く雪渓が綺麗なゼブラ模様を作っています。
美しい!!!飯豊迫力ある~~ちょっと平凡なヤツを叫んでみようかな!?!
飯豊はイイで~~~!!!
雪渓を左に見ながら大好きな稜線歩き。なんて気持ちいいの~~!!!
まだまだたった1時間ですものね。元気なはず!
このあと、また花の様子は全く変わり、チングルマ、コバイケイソウの大群生。イワカガミもシオガマもハクサンコザクラも・・・
タカネツメクサとミヤマウスユキソウ
タカネアオヤギソウ これも沢山見れた
イワカガミ
輝いてるでしょ?!! あつっ!!! 今日もまたあつっ!!!でござんす。
青空が眩い~~!!!
チングルマは親しみやすい可愛い存在 またお前さんかい?なんて思いつつ、いなくてはならない存在。そんなやつ^^
私達は一体どこまで行くの?と、キクちゃん
あそこよ、あの一番右に見えるとんがったところ。
どひぇーーーー
ひとまず御西小屋迄行って休憩だ! はーい!
というところで明日に続く
では
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