ようこそ 粋なまち酒田へ
酒田さ、来てくれて、ありがとの!
ホームの看板に書いてあった言葉。
ニンマリしながら眺めて外へ出る。
ほー、何も無い!!!笑
地元の駅から5時間半 夕方5時着
5時間半とは!久しぶりに遠路はるばるやって来た。日本海沿いのまちはどんなところかな? 北前船のお陰で京都の文化が入って来た町らしいぞ!どれほどの粋な町なんだろう?そう思いつつ、駅近のホテルα-1に。今日はひとまず寝る^^ 何もせず寝る幸せを堪能するのじゃ~~
部屋から望む鳥海山。
登ると思うと、やけに親しい存在に見える。それにしてもあの積乱雲の下はどうなってるんだろう?山頂は今頃雨?雷?
東京駅で買った高級コロッケパンを頬張り、満たされて、ではおやすみなさい。日常から離れて、山歩きに備えて爆睡~~!!!頭は空っぽで幸せ~~♪
さ、今日はボタラバの皆と15時集合。
その前に土門拳記念館へ ここだけは、私にとってはmust go!!!!!
それにしても暑い!!!なんじゃこの暑さ!!!37度まで上がりそうとのこと。もう既に地獄の釜の中としか思えん。ギリギリチェックアウト時間まで粘り、るんるんバスで土門拳記念館へ
酒田の中心街を越えていくので、町の様子眺めながらバスは進む。本間家のお屋敷とか横目で見ながら、また今度ね~ この暑さで無理は禁物。だって、明日はあのお山さ、登るんだがらな。
約20分程度で着きました。土門記念館のある飯森山公園。ちょっと公園をぶらりとして行くかな~~と、歩いていたら、この立札が。
おお!山頂!!!
この頃、すっかりピークハンターとなってしまっているワタクシ。
山頂という言葉に弱い。苦笑
ほほほ、山頂ですって!ニヤリ
お散歩コースみたいだから登ってみることに。
めちゃ暑いんですがね。
気分はるんるん。
それが、登ってみると、えーー、こんなところに一等三角点!
それに!
意外なものも見れてちょっと面白かったのです。
まずは一等三角点
単純に41.8mと書けばいいのに
三角点なり
そして、なんだか読んでみると・・・ ここは大陸移動説検証の為の観測点らしい。飛島や佐渡島が日本大陸と並行して並んでいるため、かつては大陸と繋がっていて、大陸から離れて出来た島という事を検証したのかな?!?
あとで調べてみたら、この観測の実行者に寺田寅彦なんて言う人物も登場。
へー!!!
昭和3年(1928 年)に文部省測地学委員会が大陸移動説を日本でも検証する為に、この飯森山と飛島と秋田県の三崎山の3か所に設けた標石がこの円柱の台なんですね。
思いもしなかったものに出会って、ほー!
登頂NO261 酒田市、飯森山41.6m \(^_^)/
導かれて登った~笑 汗だらだら(;'∀')
ちなみに一等三角点は一辺が18㎝なんですよ、知ってました?
三角点には一等から四等までの4種類の等級があって、三角点を示す四角柱の標石のサイズも等級によって違うんです。
そんでもって、三角点は山頂とは限らないんですよね。
ちなみに
一等三角点:一辺が18㎝
二等三角点:一辺が15㎝
三等三角点:一辺が15㎝
四等三角点:一辺が12㎝ です^^
一等三角点設置間隔は約40km、必要に応じて約25km間隔の補点が設置される。全国に約1000点。柱石の一辺は18cm、破壊や破損に備えて、柱石の直下には2枚の盤石も埋設されている。
一等三角点標石の重さは、柱石が90kg、盤石が45kgもあるんだって、今知った!!!これを山頂にもって上がったんだね!頭が下がる・・・
と、ちょっと興味が三角点に向いた私でした。
そういえば、この間の飯豊本山も一等三角点だったね!
では土門拳記念館に向かいます♪
では
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