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2024.02 岩手山裾野・七滝

翡翠色のプヤ@チリ・アルゼンチン ロゼットビオラの花旅 13 2013.12

2014年1月17日(月)の記事です。

翡翠色のプヤ・ベルテロニアナ@ロゼットビオラの旅 13 

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学名:Puya berteroniana プヤ・ベルテロニアナ
和名:ヒスイラン パイナップル科
原産国:チリ

ロゼットビオラの他にも沢山の花を楽しんだ前半ツアーも終わりに近づいた最終日、じつは私はヘロヘロになってました。疲れたぁー ロゼットビオラも予定通りの種類を見たしもう十分。慣れてません花旅に。毎日斜面登りだし。(弱っちかったな~~7年後2021年の私のつぶやき) 

あとはホテルまでバスで寝るわよ~なんて気分でした。

その時、Mさんが、「最後にプヤを見ましょう~!」と勢いのいい声。

Mさん、何て元気なの~~ 正直、半分どうでもいいや~~なんて思いつつ、皆が勢いよくバスから出ていくもので、仕方なく一番最後をへろへろろ、仕方なくへろへろろ。また斜面登り???

しかし、しかしだったのです!

登ってみると・・・

WAO---!!!

目の前に現れたるは、なんという神秘な色をした植物!これがプヤ???!!!

Mさん、凄い!!!

行きにバスから見つけといたから・・・

そうはいっても、帰りによくぞ同じ個所が分かるものかと感心です。だって、同じような景色が続くんですよ。

Mさん、私にこれを見せてくれてありがとう~m(__)m

こんな素晴らしい花を見せてくれようと場所を探すのに一生懸命だったはずなのに・・・本当にごめんなさいです。

突如、目の前に現れたプヤに大感激でした。「最後にこれで締めくくるとは役者だね~さーすが!」と、KENさんも言ってました~♪

これは見事です。

何て表現したらいいか難しい。

ヒスイ色? かしら? 青銅色?

言葉にしちゃぁつまらねぇよ、お嬢さん(私、自分ではお嬢さん(笑))

目に焼き付けて帰ろう!

あえて、あえていうなら

シンガポール植物園のヒスイカズラの色に少し似てました。

高さは3mぐらいかな?

人と比べるとこんな感じです。
    
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そばに花芽の出てない葉だけの株が数個ありました。

    

        

あー、残念。ヘロヘロだったもので、こんな貴重なものがうまく撮れてません。

愛が足りなかった。

でも、脳裏には焼き付いていますよ。

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         プヤと共に

もう日差しが強いもので、集合写真も影が強くて顔がよくわからないことをいいことに載せさせて頂きます 雰囲気だけでも・・・

この花を最後に、花とお別れをして前半ツアー隊は最後の夜を過ごすタルカへと帰路につきました。紹介しきれてない花も沢山です。でも、先に進まなくては、まだ紹介していないロゼットビオラも沢山。

いつも花旅記録の最後まで書けた事がないのです。

この旅は最後まで行きますよ!

お付き合い下さいね。

飛ばした花はまた書きます。

チリに行かなくては見れない貴重な花。

本当に貴重だったんだ!調べようにもネットにも載っていない花ばかり。そんな珍しい花を見せて頂いたこのツアーの存在とMさんには心から感謝いたします。有難うございました。

まだ見ぬ国で初めての動植物に触れ、それらをすべて受け入れている地球はなんて素晴らしいのかと思いを新たにしました。

お陰様で、私の花の世界観はうんと広がりました。

出来るなら、心の世界も広がるといいな。

Mさん、また宜しくお願い致します。

ツアーでご一緒した方々ともまたいつかご縁が持ちたいです。

YOU TUBEでこのプヤが見れました。

http://www.youtube.com/watch?v=sLltm2aefUc

もっともっと大きなプヤ・ライモンディも見てみたいですね。

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このプヤを調べていると、といっても日本語のページなんてないのです。

ヒスイランで調べると(どうしてこれがラン?と思わずにいられませんが。ヒスイランは別物ですよね。)わずかに大阪市立大学付属植物園でプヤの開花(2008年)記事がありました。ご覧ください。

http://poron55.exblog.jp/8975997/

では
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