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モンキーパズル@チリ・アルゼンチン ロゼットビオラの花旅 18 2013.12

2014年2月 9日 (日)の記事です。

モンキーパズルの木@ロゼットビオラの旅 18
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木性のビオラを見た後、昼前にライマ火山の麓に到着。 

ここで夕方までゆっくりとフラワーウォッチングです。ゆっくりと出来て嬉しいな。 このあたりで目に付くのは一見松の様な変わった風貌の木々。日本では余り馴染みのない樹形の面白さに、「ほー!」などと嬉しいため息が出ちゃいました。とっても印象的な木だったんです。

この変わった樹形の木、モンキーパズル(モンキーパズルツリー)といいます。

どうしてモンキーパズルという名前かはまた後で。

なんて素晴らしい景色なの!

ボックスランチとミネラルウォーターを配って貰い、ええっ? どうして? 歩く日に限って、どうして?この大きさなの~? 渡されたのは喉が渇くでしょう~という親心? なんと2リットルのペットボトルでした。いやーん、大き過ぎ~(なんて体力無かったのか!弱っちい←2021年の私からのつぶやき)

頑張って、ザックに入れて歩きました。鍛えてくれますね!笑

しかし、この日は暑くて暑くて、結局、親心とは嬉しいものでした。

有難かった有難かったお水でしたm(__)m 

素直に感謝でした。

ここでもう一つ目についたのは、遠目にはつつじのような朱色の花。

この赤とモンキーパズルの濃い緑と雪山の白とのコントラストが素敵です。

 

この赤い花はEmbothrium coccineum (エンボスリウム・コッキネウム) 

パタゴニアでよく見られる花で、ノトロ

     

 山肌を染めていて綺麗でした。

 

     
     学名:Araucaria araucana ナンヨウスギ科 常緑高木
     英名:Chilean pine、Chilean pine 
     和名:チリマツ 
     原産国:チリ・アルゼンチン 火山性の山の斜面

モンキーパズルの木。

パズルとは悩むとか困惑するいう意味。枝があまりにもたくさん対称に出てて、猿も登るのに困って登れないということらしいです。イケメンのガイドアレックスが教えてくれました。

    
アレックスがこの木は成長するのがとても遅いんだと説明中。

1000年以上生きるそうです。

皆さんもご存じ、ナンヨウスギの仲間はとても古い古い植物。恐竜がいた太古の時代から生き残っている植物です。今では、北半球からは消え去り、南半球のそれもチリ・アルゼンチンにしか存在してないナンヨウスギの仲間たち。遥か昔を想像しながらモンキーパズルの木を感じてみました。

モンキーパズルはチリの国樹です。

アレックス曰く、冬になる前にたくさんの松ぼっくりの種をとって、茹でて食べるそうです。



幼木



幹の模様が独特

    

葉の付き方も独特

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私は知らなかったけど、このモンキーパズルの木の唄が「みんなの歌」で歌われてたそうで・・・ツアーリーダーTMさんがバスの中で録音した歌を聞かせて下さいました。

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1984年6月にNHKの『みんなのうた』で放送された曲。

2011年6月、27年振りの再放送となったアンデスを舞台に、オウムと暮らす老人と、その付近にそびえる「モンキーパズル」という名の木を歌った歌です。

モンキーパズルの歌→http://www.youtube.com/watch?v=QFSA0VeqQ6M

聞いてみて下さい。

懐かしい~と思う人もいるかも。

聞いてると

アンデスのふもとの村の・・・プラーンタン♪

プラーンタン♪ プラーンタン♪ が、耳から離れなくなりました。笑

では
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