2014年8月3日の記事です。過去の別ブログの記事をこのブログに移動してまとめています。
旅3日目の午後、花を見に車で出かけました。
初花観察!!!いよいよです。
「何か珍しい花は咲いてないものか・・・」
前の座席でmatsuさんが外を凝視しています。
普段はぽわーんとしてて、ケラケラ笑ってるmatsuさんの様子が一変する瞬間です。この時ばかりは集中力が違います。ほー、さすが!いつもその姿に感心して、花を見るより、matsuさんの真剣さに触れるのが好きな私。
この空気感いいなあ~なんて思うのです。
「ええっ? ちょっと待って!STOP!!!」
「今、何か~~」
車を降りたmatsuさんがさーっと走り寄って見つけたものは・・・
青いケシだ~~!!!
ええっ、青いケシ??? 皆、駆け降りました。
目の前に咲いてます、青いケシが。
感動~
学名:Meconopsis aculeata Royle
これが、私が初めて見た青いケシ、メコノプシス・アクレアタ
いい姿をしています。色は透けて見えるほどの淡い青、優しい青色です。夢中になって撮り終えて、ふと周りを見渡すと、崖の上の方、あっちにもこっちにも・・・
こんなに咲いてていいの? もう見ちゃっていいの? というほど、咲いています。
現地案内人の皆もスマホで写真を撮って興奮してます。笑
みんな、口々に ブルーポピー、ブルーポピー~
ほら、あそこにも
青いケシは、ガレ場や岩陰にひっそりと咲くイメージです。まさに、ヒマラヤの花の女王。その言葉通りに岩陰に可愛く咲いていました。
背がすらっと高く、葉の切れ込みが印象的です。
青いケシ(ブルーポピー)は、メコノプシス属。現在、約70種類が中国南西部からヒマラヤ山岳地方で発見されています。名前は青いケシといっても、色は、赤、黄、青色などいろいろな色があるんですよ。
詳しくは、吉田外司夫さんのブルーポピー大図鑑を見てみて下さい。http://www.sinohimalaya.com/
そして、雄しべの花糸が青~紫なんです。そこがとっても魅力的。
いいでしょ~?
花弁の色は微妙に色々で、個性豊かなように思われました。
崖下にもかなり咲いてます。
うっとり見入ってたら、横をわーい!と、陽気なジープが通り過ぎて行きました。
こんなとこに、寝そべって、写真撮ってる変な女がいるんだからびっくりですよね。笑
珍しい日本人のグループを見て、楽しい気分になったかな?
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この旅は、アルパインツアーサービス・ネイチャリング事業部のツアーに参加させて頂きました。
では
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