奥会津の宿のロビーで目に留まった詩。
いいなぁ。うーん。
そうだよね。
そう、そう。
そうですよね。
大事なものはすぐそばに^^
只見線 ー第三章ー
絵:松本忠 詩:浅田志津子
本当に 社会で機能している人は
実はあんまり 目立っていない
定刻通りに やってくる列車に
特になにも 感じないように
本当に美しい風景は
美術館には 並んでいない
それぞれの 生活の片隅に
風に揺れながら たたずんでいる
本当に大事なものは
ガラスケースには しまわれていない
雨ざらしの 物干し竿のように
使われながら ずっとある
霧の朝も
茜の夕も
雪の夜も
今、この時も
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下の本より抜粋されたものでした。↓
画文集 日本の鉄道抒情 ふるさとの詩がきこえる|さきたま出版会 (sakitama-s.com)
では
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