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ボタニック・ラバーズ

2024.02 岩手山裾野・七滝

アコウの木@五島列島しま山旅5

スノードロップを見に行こうかな~と大船フラワーセンターのHPを見てみると、見頃の花のところに「アコウの実」の写真が載っていました。

アコウ!!! おー、懐かしい!!!

五島列島で12月に見ました。3か所で!

マンションの花壇作りに時間かかって、五島列島の記事も書けないままになってます。これを機に五島列島のしま山旅、少しでも書きます。

宜しくです♪ 

   
一番最初に見たのは、五島列島最北端の島、宇久島で。

皆さん、植物好きそうだから、アコウを見に行きましょう!そう言われて、るんるん

しめ殺しの木も久しぶりだわ~

アコウの木はクワ科イチジク属。シンガポール時代によく見た「しめ殺しの木」の仲間です。しめ殺しの木は日本人にはガジュマルとかが分かりやすいかも。他にインドボダイジュやベンガルボダイジュやインドゴムノキなどなど色々あります。中国南部や東南アジアでよく目にする事が出来ます。

しめ殺しの木の説明は後にして・・・

宇久島でアコウを見に行ってきました。

4本の幹は元では一緒で、1本の木だそうで。。。 ひゃー、これはでかい!一体何年生きてるんでしょう。

すぐによじ登りたくなるwww 

おバカは何歳になっても高い所がお好き♪

すぐにぶら下がりたくなるwww おバカは何でもやりたいの~ですよね~ だって、気持ちは若いもん!身体も付いて来い!(⌒∇⌒)

ぶら下がっているのは気根(きこん)
枝から細い根が地面に向かって沢山出ています。これを気根というのです。

やがて、この気根は地面に到達して、太い幹の様になっていきます。

 

↑気根が伸びていっている状態 細い気根が絡まって太くなっていっている 長くのびて地面に付いて根付く

  

アコウの木は気根が幹回りにまとわりついているものも多いですね。

ちなみに実はついていなかったけれど、幹に直接出来ます。これを乾生果といいます。

      

これは種の違うイチジクの木だけど、こんな風に幹に実がなるの。面白いですよね。

ジャックフルーツやカカオなども乾生果なんですよ。

    
ジャックフルーツ

    
カカオ

幹から突然実が出来るなんてずっと見てると脳が柔らかくなりますよね。こういうこともあるんだとね^^

さて、2か所目の五島列島でのアコウの木。明日ご紹介~

これまた結構凄いです♪

私もぶら下がりたい~(⌒∇⌒) 皆、好奇心旺盛やねん!

アコウはガジュマルよりも温暖な気候でも育つそうで。そんなに暑くない五島列島でもだから育つんですね。ガッテン!

では

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