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ボタニック・ラバーズ

二ッ箭山

じゅんさい摘み取り体験@白神岳&岩木山 1

やっと書けます!

ボタラバ登山部、5月29∼31日で白神岳岩木山へ行ってきました。

初日、飛行機で能代大館空港へ。初めて知りました青森の空港の名前。と思いきや、違いました!秋田県の空港でした。 知ってみれば、世界自然遺産白神山地十和田八幡平国立公園玉川温泉にもっとも近い空港なんだとか、それは利用客もいますね。

そしてなんて安いの!早くて安い!(約9000円)朝10:05には満席のANAに乗って、もう秋田県にいました(⌒∇⌒)

着いてみれば、想像以上の田舎~ 東北三昧の私が言うのだから相当田舎!

でもでも「ニセアカシア」のなんて綺麗なこと!今回の旅で一番目にしたのはニセアカシアの木。道路沿いには、ずっとずっとずーっと白い花満開のニセアカシアが続いてました。こんなにたくさんのニセアカシアを一度に見たのは初めて。

綺麗だった~~~!なのに写真が無い。がっくし。。。運転手さんが山ガイドだったもので、植物ガイドだったら、絶対に止まってたでしょうに。。。

ま、いいか!(⌒∇⌒) この頃、なすがままあるがままです~ 

さあ、この日はのんびりとじゅんさいと触れあう日。

じゅんさいの摘み取り体験です。

辿り着いたのはこんな沼。

長閑~

   

能代大館空港から約1時間の所に「三種町」(みたね)町という町があり、日本のじゅんさい生産量のほぼ96%を占めるとか。

よっしゃー!やってみましょう。食べてみましょう。

初体験は脳へのいい刺激!

「すみませーん、山旅なもので持って帰れないんで、現地で食べる事出来ますか?」観光案内所で我がままを聞いて頂き、摘み取り体験&試食会となりました^^

じゅんさいって食べたことありますか? 食べたことあるけど、お吸い物の中にちょろっとで味なんてわからない!っていう人が殆どですよね。

さあ人生初体験!

じゅんさいを摘もう、味わおう!!!

まずはじゅんさいの摘み取り方を教えて頂きました。

    

くるんと丸まった葉のじゅんさいを見つけると、こんな風に大きな丸い葉っぱとつながっているので、掌に乗せて青い線の所でプチッ、プチっと親指で切り取ります。

皆、真剣に聞いてますが、私はというと、この方の素敵なファッションに釘付け!!!桃子さんと名付けたい!!! 全身ピンクのファッションが素敵です(⋈◍>◡<◍)。

山には山のファッションがあるけど、農家には農家のファッションがちゃんとあるんですね。可愛いです、桃子さん!

皆も私も緊張気味。あれに乗って落ちたらどうする?苦笑

水深50〜60cmほどの沼で、1畳くらいの広さの専用の小舟に乗って、一本の細い棒で底をつき、前によいしょと船をたぐりよせながら、えんやこらさと舵をとるようです。

まるで一寸法師じゃわ~

落ちない? もし落ちたら、明日の山登りの大事な靴がびしょ濡れ・・・揺れないのかな?とか、皆、かなり緊張の面持ちです^^

初めての事は何でもちと怖い。

   

まずは一番手ののんちゃんが出発!顔が少しひきつってるよー笑 

さあお次は?

若手、君ちゃん出発!!! だが、くるくる回るばかりで大笑い!!!

進まないよー!!

山では元気なきみちゃんが、沼では最後まで遠洋には漕ぎ出せなく失笑を買ってました。おーい!君ちゃーん世界は広いよ!こっちにおいでよ~~~笑
行きたくても行けないの~泣

私、見てるだけでもいい?とか、皆、最初は口々に言ってたジュンサイ摘み取り。結局漕ぎだすと面白いのか、そのうち静かになって集中、真剣モード^^ 

冷たいかな?と心配した水も程よくぬるさが気持ちいい。じゅんさいもぷるんぷるんで感触最高♪ 天気も暑くなく風も気持ちよく、このままここで昼寝したいよー^^

あー気持ちいい! 

         

余裕が出来てきて、やっとスマホを手にしてじゅんさいを小舟に乗せて撮影♪ 慣れてくるとじゅんさいも沢山見えてきます。

バケツにいっぱいになるか、または3時間で2500円です。

いやー、ほんと面白かった!!!

大好評のジュンサイ摘み取り体験でした。

下の二人は遠出して遠洋漁業。おーい、そっちはロシアだよ~!苦笑

桃子さんが、一艘一艘廻って丁寧に指導して下さいました。地元の方とのおしゃべりも楽しいですよね。なかなか触れ合えないですもの。

でも秋田弁で話してくれなかった~

もっと秋田弁聞きたかったなぁ。

私のバケツはこんな感じ だんだん増えてきた。

上手いもんよ!と自画自賛^^

そろそろ終わりますか?食べなくちゃね~

ただいま~   帰りは、後ろ向きで帰ります。

一杯採れたよ!!!

   

洗って、さっとゆでて・・・ポン酢で、さあ食べましょう。

想像以上に面白かった~(⌒∇⌒) 皆の笑顔が物語る^^

これぞ、採れたてじゅんさい

それがne!なんて美味しかったno!!!ホントにびっくりの美味しさだったんです!!!

ぷるん、つるん!

この旅で一番の美味でした。
余ったのは宿に持って行って、あつかましくも調理をお願いしました。阿部農園さんが宿へのお手紙とレシピ迄つけてビニール袋に入れて下さいました。これで宿も断れないでしょ?!ですって。

アリガタヤ~。皆いい人!(⌒∇⌒)

この日の宿は「あきた白神温泉ホテル」この日の夕食は、あれま!じゅんさい鍋でした。じゅんさい三昧だ!!!

  
左がジュンサイ鍋 右が私達の摘みとったじゅんさい。調理して頂き有難うございました。

幾つになっても初体験はいいもの。

今でもまだあのぷるん、ぷるんの感触が手に残っています。


       

じゅんさい」とは、沼や池に自生するスイレン科の多年草植物で、水底の泥のなかの根茎から長く伸び、夏季には蓮の葉のように水面いっぱいに浮葉を広げます。

じゅんさい」は、成分の90%以上が水分です。清らかな水にしか生息できないため、水質汚濁、高温障害、雑草繁茂、農薬などに敏感に反応します。少しでも栽培方法を誤ると、容易に死滅してしまうとてもデリケートな植物です。またポリフェノールや食物繊維も豊富に含まれ、カロリーも低いことからヘルシー食材としても注目されています。

じゅんさい」は、ヌメリと称される寒天状の透明な粘質物のある主に若い葉が食用とされます。このヌメリには酸性多糖類が多く含まれており、光合成が活発に行われていれば順調に分泌され、そのヌメリが多いほど良質なじゅんさいとされています。

以上 三種町観光協会HPより

ひとまず、旅一日目、一生分の「じゅんさい」食べました。

では

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