ヤクランド(ブータンをゆっくり勉強する会)のティータイムで駒込まで行ってきました。駒込と言えば、染井吉野(ソメイヨシノ)の発祥の地。
今や桜の代名詞ともなっているソメイヨシノは駒込の染井村の植木屋さんが売り出したと言われています。染井村は植木屋の多くある村だったようです。どうして吉野と付くかと言えば、桜と言えば、当時から吉野の桜はとても有名で、いわゆるブランド名ということです。名前に吉野と付いていれば、素晴らしいイメージとなり価値がアップすることを計算したのですね、きっと。
駅のすぐ隣りに染井吉野記念公園があります。とっても小さい公園で、会場へと急いでいたので、さっと横切ったのですが、ちょっと心に留まったことがありました。
この記念碑のすぐそばに座っていたおばあさんが、突然大きな声で、桜の唄を歌いだしたのです。
おそらく、その様子からその方は認知症の方のようにお見受けしました。私も両親がそうだったので、何となくの様子で分かるのです。
嬉しかったのは、そのおばあさんの傍に付き添っていた息子さんらしき方が、そのおばあさんの歌うのを止めるでなく、ゆったりと受け止めて、そばにいらしたという事です。
突然大きな声で歌いだされると、恥ずかしくなって、止めたりするものです。好きなようにさせてもらえてるおばあさん。幸せそうでした♪
おばあさん、にこにこ。ちょっと違和感は否めないけれど、いい光景でした。
いい息子さんだな~と、心が和みました。
おばあさんが見事に咲き誇るこの桜を見て、自然に出てきた歌はさくら。
さくら さくら
やよいの空は 見わたす限り
かすみか雲か 匂いぞ出ずる
いざやいざや 見にゆかん
私も会場に向かう道すがら、ついつい歌ってしまいました。
小声で、こそっとですがね^^
何年ぶりにうたったでしょう♪
古い橋の欄干が残されています。
桜祭りが7日に開催されるようです。
この公園、わざわざ見に行くには小規模な公園ですが、ここがソメイヨシノ発祥の地と思いを馳せながら桜を見てみるのもいいかもしれません。すぐ近くに六義園もあるし、古河庭園もあるしお散歩にはいい所です♪
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もろもろ私的に忙しいことが続いて、瀬戸内海の旅が、途中で切れてて書けてませんが、絶対書きますので宜しくお願い致します。4月は忙しい!!!
では
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