宿に荷物を預け、さあ、まずは必須項目1番の北斎館へ行くことに!
北斎館はホテル桝一客殿のすぐ目の前です。
日本画に詳しいchiakiちゃんは嬉しそう♪ 私も絵を見るのは大好きだけど、北斎は富獄三十六景くらいしか知りません。ほとんどの人がそうでしょ!?
どんなで美術館でしょう?
小布施に、この北斎館が出来たのは昭和52年(1976年)です。
小布施の街の修景事業が始まる前の事です。
北斎は、なんと!80歳代半ばに、4度も小布施に来ているのです。なななんと!今から150年ぐらい前にですよ!凄い爺さんだこと!!!
その頃の交通機関は一体なに? 歩くか籠でしょーね。
小布施と北斎との縁は、小布施の豪商・高井鴻山(桝一酒造オーナーの市村家12代)が江戸に出た時に北斎と出会ったことから始まります。
↓ その辺のことはウィキペディアにはこのように書かれています。
信州小布施を生地とし造酒業を主とした豪農商にして陽明学等学問にも通じた高井鴻山 (文化3年 - 明治16年〈1806年 - 1883年〉)は、江戸での遊学の折、北斎と知り合い、門下となっている。この縁によって数年後の天保13年(1842年)秋、旅の道すがらとでもいった様子で齢83の北斎が小布施の鴻山屋敷を訪れた。鴻山は感激し、アトリエ「碧漪軒(へきいけん)」を建てて厚遇。以来、北斎の当地への訪問は4度にわたり、逗留中は鴻山の全面的援助のもとで肉筆画を手がけ、独自の画境に没入していった。
このとき描かれたものが、小布施の町の祭り屋台の天井絵であり、岩松院の天井絵である。
北斎って、一体どんな人?
自分で書いたんだからそう間違いはないでしょう^^
絵を描くこと以外、何にもしなかった人みたいですよ。出戻ってきた娘と二人が絵を描くことに没頭して、掃除も料理も何にもしなかったみたいですね。部屋がどんどん汚くなるから93回も引っ越しをしたと言われています。
まさに、天才は、凡人にあらず、ですね。
凡人にあらずどころか、狂人とされてますね。画狂人。
ちょうど、北斎漫画展をやっていました。
なかなかおもしろかったです!
人が生き生きしてますね。動きの描写が素晴らしくて、のめりこんで眺めちゃいました。
もっと心動いたのは、肉筆画。
墨の太い線が素晴らしすぎ!なんて、当たり前か!!!笑 私が言うまでもない!!!そして、なんだかこっけいさがどこかに表現されているようで面白い。鶏の顔とか、とってもモダンで可愛い顔をしているのです。これが江戸時代の絵か!って思いました。
想像以上に楽しめた北斎館でした。ホテルから近いからまた来てもいいなと思ったけど、ぜーんぜん時間がなかった!
またぜひ、訪れたいな。
翌朝、朝食の時に隣の席に、なんと!美術史学者の安村敏信さんが座っていらしたのです。(って言っても、私はしりませーーん!)chiakiちゃんが、あ!安村先生だ!って言ったから、初めて知りました。そのあとにご挨拶したら、北斎館の館長をしていらっしゃって、年に一度は来るんですよ、と仰ってました。博学の友を持つとこれだからいいな~
とっても優しそうなやわらかい表情の方でした。
こんなかたです。⇒https://hokusai-kan.com/outline/
小布施北斎館HP⇒https://hokusai-kan.com/
さあ、ランチに行かなくちゃねーーー期待度大のフレンチ、メゾンドナチュールです。シェフの名前は亀田一馬さん。電話で話した時もとても感じよかったのです。
300円で乗り放題のシャトルバスで、おぶせ温泉前に向かいました。目指すレストランは、温泉のすぐそばだそうで、藤岡牧夫美術館の中にあるのです。
ちょっとしたところにも花が植えられていて、綺麗です。
さあ、ランチだ~~!!!
ぃえーい!!!
なかなか来れないからね~~せっかくだから5000円のお任せコースにしてみない?
了解!!! なんて、嬉しい気の合う返事!(ただの食いしん坊*1ケラケラ)
という事で、お任せコースが予約してあります。といっても一番安いお任せコースランチですが・・・
夜は簡単にしようね~とか、高いお金を使うときは色々言い訳を考える庶民の頭です。苦笑 いやー、それが、5000円じゃ、安すぎる、ええ?5000円でいいの?というようなランチだったのです~~
それは、驚き連発の幸せタイムでした~~
それはまた明日^^
と、終わりそうでしたが、これを書かねば!
大坂なおみ選手おめでとう!
あまりにあっさりと優勝してしまったので、全米オープンテニスの重みを忘れてしまいそうです。このところ、暗いニュースばかりの日本に元気をくれましたね。
大坂なおみ選手、これからどこまで伸びるのか、想像ができないほどですね。
がんばれ~~!!!
では
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*1:´∀`