手白沢温泉1からの続きです。
女夫淵から歩いて、約3時間で辿りついた手白沢温泉。落ち着いたいい宿でした。全6室の清潔で気持ちのいい、ほどよい宿。ほどよい宿という言葉がぴったりの、小さな「山の温泉宿」でした。
「ご飯の用意が出来ました!」
噂に聞く美味しい夕食の時間となりました。
宿泊客全員いっせいに、午後6時から夕食がスタートです♪
どんな食事なのでしょう? 皆様も写真でお楽しみくださいね。
食堂に行って、テーブルの上に並ぶ食事をみて・・・
美味しそう! 嬉しそうな声が上がっていました。良かった~ 歩いて頑張って辿りついて、食事がイマイチではがっかりですものね。(ここが、宿選びの私の腕の見せ所^^ と、こっそりと言っちゃう。。。好きなんです~~宿選び♪ 建物と食、そしてオーナーの人柄を、HPや評判から感じ取る。)時には、あれ?と、狂うこともありますがね。苦笑
ひと風呂浴びて、高揚した顔に、ちょっと興奮の笑みがこぼれてるぞ!良かった、良かった! 案内役としてはホッと一安心です。
じつは、偶然にも、この宿の奥様はメンバーのchizuさんの昔の同僚だったのです!!!ひぇー、びっくり!!!お互いに何十年ぶりの出会いに、思い出話を楽しんでる様子でした。こういうこともあるのね~~
じゃじゃーん
まずは前菜から。
四角のお皿に乗っているのは、左上から鹿刺し、イワナの燻製の切り身とチーズの燻製。下の段は山みずのお浸し、独活(うど)のきんぴら、葉わさび。
この中で、一番美味しかったのは、なななんと!鹿です。それもお刺身。ぜーんぜん、臭くなくて柔らかくて美味しかった~^^
ワインも、高い場所でも悪酔いしない、飲みやすそうな自然派ワインが揃えてあります。選んだのはこれ。
このワイン、すっきりした味わいで、とっても美味しかった。あれから近くのスーパーで探すけどないのー ま、無くていいか! 普段飲むにはちょい高いなぁ。シェアしたほんの一杯が超おいしかった! それが最高なんだよね。
つぎは おさかな
イワナの塩焼きですね。
廊下から外を覗いたら、生け簀発見! ここから来たイワナちゃんなのね。
次はお肉
和牛もも肉 香味ソース
ご飯の上にかかっているのは、生姜。
おいしくて、この生姜でごはんが一膳ぺろりと食べれちゃいそうです。 ごはんだけでも良さそうなのに、こういうものが添えてあるところがいいんですよね。どうぞ、どうぞの気持ちが伝わってくる。。。
この日は、6部屋満室でした。それぞれが楽しんでいる様子が伺えます。そうしていると、kikuちゃんが、他のテーブルの誰かに挨拶しに行って、しゃべってます。 ええーー!!!こんな山奥のそれも6部屋しかない宿で、またもや出会いが!!!??? いつも一緒のジムで運動している方らしい。パイロットなのよ~~~kikuちゃん、顔がますます赤く染まってますわよ~~笑
デザートは
林檎のシャーベットでした。
コーヒーはお代わり自由が、これがまた嬉しい。
こだわりの手作りの数々、大満足のゆうげでした。これが山の奥の奥で食べれる食事とは、歩いて辿りついた斐がありました。
ご主人とお嬢さんが作っていらっしゃるそうです。
ロッジはシンプルな造りで、左側がレストラン、右側が宿泊のお部屋。奥の左右に男女別のお風呂があります。ピカピカに輝いてるでしょ?!
ここのお水は、すべて湧き水。
温泉は、源泉かけ流し。
温泉の写真を撮り忘れましたが、感じたのは、お湯がやさしいということ。柔らかーいお湯でした。
皆が気に入ったのは、これ。蛇口や水栓はなく、こうやって、お湯が落ちてくるのを、手桶ですくってお湯を洗面器に移します。野暮ったいものが一切なくていいなぁ。
洗面所も、すっきりとした座にもなり、置くにもなる、木のベンチといい感じの大きなかごが置いてるだけ。いいなぁ。
15畳のお部屋。15畳に4人で14500円2食付きでした。
飲み物のお値段も良心的。いくら車が入るとはいえ、他で買えないのですもの、高くても仕方ないと思うのに、それが安くて驚きました。ここが違うんだな!!! 代金も横に入れておくものが置いてあります。完全にお客様を信じてる。これって、アラスカのキャンプデナリでもこの方式でした。
壁には素敵な藍染がかかっていて、その横に、温泉の名前の由来が書かれていました。
あはは、思った通り、一回で、終わりませんでした。笑
次回に続く 明日から一泊で出かけるので、また先延ばしになっちゃいます。明日は何処?ふふふ。ちょっと北の方です。紅葉の景色がお見せできるかな?
では
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