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ボタニック・ラバーズ

↑山梨県 富岳秀麗十二景二番、 日本一名前の長い山「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」10月11日

岩殿山 

山梨100名山、そして秀麗冨獄12景の一つである岩殿山に登ってきました。乾燥続きの毎日、お肌には最悪ではあるけれど、山歩きには最高の毎日が続いています。きのうもお陰様で素晴らしい晴天。おまけに、山梨県大月市は空気も澄んで、山から見渡す風景はくっきりと浮かび上がり、素晴らしい景色を満喫出来ました。

秀麗冨獄12景と言われるだけあって、山々の間にちょうど富士山が真正面に見られ、おおー!声が上がります。

綺麗な富士でした~

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もちろん、事前の情報収集はして登りました。が、登ってみると、るんるんで楽しいといったいつもの山歩きではなく、歩く目の前は危険がいっぱいで、緊張と集中と判断の連続。反省点も含め、学びの多い山歩きでもありました。ガイドなしの我々シルバー隊の山歩き。事前勉強、いざというの時の備えの必要さをもっともっと持たねば!と実感した山歩きでもありました。

え? どうして? と、お思いですよね?

結構、想像したより、山が崩れてたんです。歩いた道のりのほぼ半分はロープが張られていたのではなかろうかと思うほど、登山道の状態がよくありませんでした。土砂崩れなどで、登山道はかなり細くなり、滑落の危険がある箇所の長いこと! これで初心者向けコースですか? 正直思いました、もっともっと情報を開示してくれなくては怖い!と。
少し書いてみますね。

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さあて、いつもより遅い時間、10時に大月駅集合。

すぐそばにある観光協会に立ち寄り、情報をお聞きして地図を頂きました。

 

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コース予定は大月駅岩殿山頂上→天神山→稚児落とし→浅利集落→大月駅

岩殿山山頂までは簡単に行って来れそうです。

そのあと西へ行くコース。クサリ場とか稚児落としとか、嫌な名前の場所がありますね~ クサリ場は、一か所は現在封鎖されて、行かれない場所もあるそうですが、回り道があるから大丈夫そうです。でも、稚児落としっていう名前も嫌よね~色々不安を覚えながら、まずは山頂に行きますか!

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あの上に見えるところが稚児落とし? などと、今思えばいい加減なことを言いつつ、お天気いいね~気持ちいいね~ 中央線を越えて行きます。

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岩殿山、丸山公園入口。ここからひたすら階段を登り、ちょうど半分ぐらいの所で富士山がドーンと目に入ってきました。

暑くなったので、衣類を整えて・・・

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さあ、もうひと頑張り!

5分位でふれあい館に到着しました。

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ここの管理人のおじさんからも山の状態を聞き、西コースも歩けそうなこと、そして山頂の本丸のあった場所などを聞いて、さあ、山頂目指します。

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岩がドーンと現れたりして、この山は岩山だという事を認識。

 

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もうちょっとよー 頑張ってね~

ここを抜けるとすぐでした。

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登頂NO186 岩殿山634m ヤッター!

またまた、山ガールとか言って、頑張って脚上げたのに!(脚あがっとらん!)、よーく看板を見てみると、ここは頂上じゃないのかな? 山頂という字の下に、「この先」という紙が貼ってあります。本当の山頂はもう少し上の様です。

しかし、何ていういい景色なの~~

目の前に富士山がドデーンと鎮座しています♪

 

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大月市街とその向こうに素晴らしい富士山です。秀麗冨獄12景の山巡りっていいね~ 全部登ってみようか~という話も出てきましたよ! 行きますかぁ!

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富士山の見渡せる場所から、もう数分先、もう少し登った場所、本丸のあったあたり、ここが本当に634mの場所のようです。

いつもいろんな人と会って、良くおしゃべりする私達、またまた今日もおじさんと楽しくお喋りに花が咲きます♪ 

 

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ほんじゃが◎っていう山があってねー いい山だからぜひ行ってみて~! へー、ほんじゃが◎??? 私の頭の中は、お菓子のイメージしかわかなかった~~^^ ほんじゃがまる??? 毎年、8月後半くらいに咲く花があるんだよ~ 毎年見に行くんだけどねー へー えーと、名前が出てこないな~~ (おじさんも同じで名前が突然ぶっ飛んだようで~~笑)

そのあと、ランチで皆で検索! ほんじゃがまる(本社が丸です。)、花、8月で検索すると、、、ふーーむ、出てくる出てくる色んな花。

でもでも、分かったぞ!!! 毎年見に行くっていうからには、これですぞ、きっと!レンゲショウマ!!!便利な世の中になりました^^

へー、レンゲショウマが咲くんですね。行ってみよう^^と、いう事になりました!

 

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これから長いので、ランチは短め、早々に出発する事に。

途中の分岐まで下りて行って・・・

兜岩、稚児落し方向に右に曲がります。

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稚児落しというからにゃ、落としたんですよね、稚児を!おおー怖っ!その話は又にして・・・

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歩き出すとすぐに立て看板が! 危険、この先はクサリ場のあるコースです。と書いてあります。

少し行くと、くさり場は立ち入り禁止。見あげると、立ち入り禁止でなくても絶対行かないし~~怖っ!傾斜が半端じゃない~~~あれじゃ、ロッククライミング! 

私達は回り道~~♪ 当たり前に回り道~~♪ まだるんるんでしたね、この辺は。

回り道でもこんな感じのロープ場が始まりました。でもまだまだ余裕あり。

 

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 気を付けて~~ ゆっくりねー はーい!

しかし、次のクサリ場に着いたときにどうする??? くさり場の登り始めの右側が少し崩れて、もし体制が崩れたりしたら、完全に滑落です。止まる所がない!!! (余裕が無くなってきているので、当分写真無しです。スマホはリュックに入れちゃった~~)

先頭にいた私がまずトライ。登り始めが足運びが厳しそうなので、どんなものか鎖を持ってトライしてみる事に! うーむ、これは容易じゃないなー 

その時、危険!!!の文字が頭に浮かびました。
危険、避ける!!! 

ここはシスパーレじゃないし^^ (シスパーレ初登頂の平出さんのテレビをBSで見たばかりなもので・・・)

今までクサリ場は少しは経験あるものの、こんな大変なクサリ場は初めてです。それも右は断崖絶壁。危険避けなくちゃ。負けず嫌いの性格出してもしょうがない!苦笑 頑張ってここが登れたとしても先がわからないし怖い!

やめよう!!! そうしよう!!! 

皆一致で、そう判断して、う回路を行くことに。

兜岩へ上るクサリ場だったようです。この時も思いました。どうして、足がかりになるようなものをもっと打ち付けてくれてないのだろう? 私にとっては、とても不思議なことです。こんな里山のような登山路で、危険な場所は作らないのが原則ではないのでしょうか?初心者のたわごとかな? 落ちたら死ぬ場所をどうして登るの? 私はやっぱり基本楽しい山歩きがいいな~

今になって、この動画に行き当たりました。まともにクサリ場を登るとどんな場所か見たい方はどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=p3-w8enVy_4

こんなHPも!行く前に、このHPに辿りつけなかったのはなぜだ?

https://www.travel.co.jp/guide/article/20965/

 

私達の選んだ林間の回り道は、兜岩にはいかずに、後ろ側を迂回して登って行くようです。しかし、この迂回路もそう簡単では無かったのです。土砂崩れが激しかったようで、道幅が狭くなっていて、トラロープがいたる所に張り巡らしてあります。このところの乾燥で、道はざらざらの砂状態で滑りやすい。ストックがなかったら、こっちも危険!でした。落ち葉もいっぱい積もってるし・・・

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カメラの角度が悪い! 全然、急に見えない!!!笑 必死で降りたのにな~

ここが最初、この後は山肌にへばりついて、落ちないようにひたすら歩いた。兜岩のクサリ場の迂回路は、ほとんどロープが張ってありました。

ふー、疲れた~~わたしにとっては、かなりの難所でした。というか、普段は大丈夫なのでしょうが、今の状態はけっこう危ないです。この辺の情報を、登山者のもっと目に入りやすいように書いておいて欲しいです。大月市観光協会からのお知らせのHPもこの辺のことについては、去年の6月のお知らせで記事になってました。半年前の記事には気が付くのは難しいので、いつでも状況が分かりやすいようにしてほしいな。

若い人達にはさほどのことではないかもしれませんが、シルバー隊がけっこう登るでしょうから。

ちょっと間違えば、滑落しかねない道の連続でした。

お疲れさーん、無事でよかった! ハードだったねー みんな口を揃えて出た言葉でした。

 

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ちょっとした展望の良い岩の上で休憩。

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大変だった気持ちを素晴らしい景色が癒してくれる。

上を見上げれば、赤い実がかわいい。ナナカマドですって。ハルさん、T先生教えて下さってありがとう。

 

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さあ、ここまで来たからには、もう引き返せないよー 引き返すの怖いよー 地図を見てみると、あと2時間近くあるから、ゆっくりも出来ません。さ、この先はどんな道でしょう? お願い!ふつうの道であって欲しい!そう心の中で願ったのでした。

このあと歩きながら、kayoさんと話しました。緊急時の救急用具とか、皆で手分けしてもう少し用意しといたほうがいいね、と。気を引き締めるいいチャンスでした。思ってもいない時に危険ってやってくるもんだ! 今日なんて、あまりに気楽に来ちゃいましたもの。

 

少し歩くと、二番目のピーク天神山に到着しました。

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 登頂NO187 天神山 もう少しで登頂200山になりそうです♪

ここからは嬉しいことに、やっと普通の道になりました。下りでも、まあまあ、いつも通りっていう感じ。でもでも、お稚児落としがね=== まだあるのよねーー 岩場にへばりついて歩いていくんじゃないでしょうね。。。

こんなものも見る余裕が・・・

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山繭(ヤママユ)の黄色が輝いてました。日が暮れないうちにと、急いだ先陣もちょっと後ろを待たねば・・・そばをふと見ると、どんぐりの芽生えも可愛かった・・・おまえさん、ここで芽生えたのはいいけど、大丈夫かな?大きな木になれますように!

もう数分で稚児落としです。

 

稚児落としというのは、

小山田信茂の側室であった千鳥姫は、織田勢の大軍に岩殿山城を包囲されると、赤子の万生丸と、小山田信茂の2男・小山田賢一郎を連れて脱出を計画。

小幡太郎と城兵が護衛として、岩殿山城の西尾根を辿り城外に脱出したと言います。

一行は声が反響する谷としその名が付いた「よばわり谷」まで逃れ、無事に落ち延びた事を喜び合いましたが、その喜びの声が谷に反響し、予想外の方向から声が拡大されて聞こえました。

その声に、千鳥姫の暖かい懐に眠っていた万生丸が目を覚まして、声高々に泣き出してしまったそうです。
小幡太郎はこのままでは小山田賢一郎の命が危ないと感じ、千鳥姫から赤子を奪うと、情け容赦なく岩殿山の断崖に万生丸を投げ落としたということです。

その言い伝えにより、その場所は「稚児落し」と呼ばれているそうです。

 

 その稚児落しは行ってみると、さほどではありませんでした。それより断然兜岩が怖いです。迂回路でも緊張しました~~

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上に(ここから見ると右上の場所)立つと、あまりに垂直すぎて下が見えないの!

だから平気でした。

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危険という文字をよく見た日でした。ふー 疲れました!

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もうひと頑張りだよ~ 尾根に出るよ~

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一気に下りそうだから、気を付けようね~

途中でハルさんが「ネジキ」の木の芽鱗が美しいの~~と教えてくれたけど、ゆっくり見る余裕がなし。眼鏡出す気にならないので、次の宿題です。

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horiさーん、最後の最後の階段8段だよ~ もう民家が見えるよ~

民家が嬉しかった~~

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わーー

オニドコロが輝いてる!

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傾いた陽がオニドコロのサヤに透けて綺麗でした。

一枚くらいまともな植物写真を!笑 まともかな?

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振り返ってみれば、帰りの大月駅では、onoderaさんが持って来てくれたワインで新年乾杯も出来(おいしかった~)、予定通り4時の電車に乗り込めました。表面的には問題なし。でもやはりもっともっと慎重な下調べが必要ですね。我らはなんといってもシルバー隊。楽しく!余裕のある山登りを目指さねばね。

地元の駅でバゲットのサンドイッチと小さな250mⅼのビールを買って帰宅。小さな小さな缶ビールが終わらぬうちに、大爆睡して朝まで起き上がることは出来ませんでした。安心して眠りこけた~~^^

では

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