諏訪大社(すわたいしゃ)は、諏訪湖の周辺に4箇所の境内地をもつ神社です。
信濃國一之宮。神位は正一位。全国各地にある諏訪神社総本社であり、 国内にある最も古い神社の一つとされております。と、HPに書いてあります。
ふむふむ、4社あることは分かったわ。
全く何の知識もない私達。
電車の駅でいえば、
茅野駅近くに上社本宮と上社前宮、下諏訪駅近くに下社秋宮と下社春宮があるようです。
それにしても、電車は1時間に一本しか走っていないし、バスもほとんどない。
どうやって行けばいいの?
親湯温泉の送迎バスで茅野駅へ。まずはタクシーの運転手さんに情報を聞き、タクシーで一番近い前宮(まえみや)へ向かう事にしました。
茅野には諏訪大社の前宮(さきみや)と本宮(ほんみや)があります。前宮に行くよ!一番最初に出来た神社らしいよ。タクシー代は1300円位らしいよ。よっしゃー!
前宮到着です。着くなり、皆、来てよかったね~いいね~ 即座に、ユキさんの口から、「なんだか桧枝岐村の歌舞伎舞台の空気に似てる。」おおー!私も同じことを感じてました。確かに似た物を感じます。
私何にも見えないんだけど。。。 そりゃそうです。目に見えない世界のことです、ユキさん。見える訳はない。感じる世界です。
私が妙に惹かれたのは左の建物。
なので、、、左側から上がってみる事に。
いったい何人の人がこの階段を上がったことでしょう。なんだか凄くいいです。
階段を登った所にある説明板。
よく分からないけど、一応写しておきました。
ふむふむ、ここは十間廊というのね。何かしたところね。。。くらいのものです。申し訳ない。しかし、あとでしっかりと分かる運命になっていたのですが。
とっても惹かれるので、またパチリ。
綺麗な屋根だなぁ。
いい空間だなぁ。
本殿に向かう道の登り際に見事なケヤキの木が立ってました。
見事です。
ケヤキは大木になると、木肌がボロボロになります。大木で、木肌がボロボロだと大体ケヤキと思えば間違いなし?!?
200m位登ると本殿がありました。
素朴な本殿です。
本殿があるのは4つの神社の中でもここだけ。
諏訪大明神が最初に居を構えた地であり、“諏訪信仰発祥の地”ともいわれています。
現在の社殿は昭和七年伊勢の神宮の御用材を以て建られたものなのだそうです。
要するに、この一帯に信仰が芽生え、本宮が出来る前からここでは多くの祈りがあったということですね。
4つを巡り、一番小さく素朴ではあったけれど、一番好きだったのはここでした。人々の祈りを感じるいいところでした。
長い歴史を感じる場所でした。
さて、諏訪大社と言えば、御柱祭りで有名ですね。勇ましい姿をテレビで見た事があります。柱を山から引き吊り降ろすさまや運んでいく様子は壮観ですよね。
あれこそ、女じゃない!男のすることだ!と勇ましい男の姿に、やはり、この世は男と女で成り立っているのだと思う瞬間です。
その運んできた柱が4本、各神社の4隅に立てられています。
これが前宮一の御柱。
裏側には、運んできた時にこすれて出来た傷があります。
御柱祭(おんばしら)は7年目毎、寅と申の年に行われます。正式名称は「式年造営御柱大祭」といい宝殿の造り替え、また社殿の四隅に「御柱」と呼ばれる樹齢200年程の樅の巨木を曳建てる諏訪大社では最大の神事です。
去年あったばかりですね。
御柱祭→http://suwataisha.or.jp/onbasira.html
そばには、こんな植物が。
右上のコスモスはhiromiさんの写真。良く撮れてますね。田舎道にはコスモスが盛りでした。都会の花壇に植わっているコスモスよりいいですね。
赤いミズヒキがあちこちに可愛く咲いてました。カキツバタかな?右下はお馴染みハキダメギク。
次は本宮です。
前宮から本宮迄約1.5km位と聞き、神社の方に勧められた裏道をてくてくてくてく。
雨が降るんじゃなかったの?というくらい暑い!!!
でも、のんびり歩いていると、ふむ?????
なんだか、神長官守屋なんとかと小さく書かれてます。
遠くに見える入口の門を眺めると、門の向こう側がきらきら輝いて見えるのです。
なんだかいい感じだよ~ 行って見ない?
皆の不審そうな顔を無視してどんどん進んじゃいました。
行きたくないっていう気を発していた人も無視~~苦笑
あのね、神長官とか神社を守っている人の家って、凄いのよ、絶対いい気が流れてるの。
きっといいから行って見よ~~
と、ひとり勇んで門の中へと進んでいったのでした。
さて、そこで見たものは・・・
というところで明日に続く
では
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