南国の花らしい花。「ヘリコニア・ロストラータ」
シンガポールで覚えた初めての花。今では簡単に言えるけれど、この名前を覚えるのに一週間もかかった。最初の2文字が出てこなくて、ヘリコプターって何度も繰り返してやっと覚えた懐かしい花。ホテルやコンドミニアムによく咲いていますね。
植物園には、このぶら下りタイプの外、上を向いているのや柔らかいピンク色などの他種も見られます。とってもきれい!ロブスターのはさみのような形をしているのは実は苞(ほう)。ばしょう科でバナナのご親戚~!ハチドリがきて花粉を運んでいきます。
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ハチドリといえば、こんな詩をご紹介。
南アメリカの先住民に伝わるハチドリの物語
あるとき森が燃えていました
森の生きものたちは
われ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは
いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は私にできることをしているの」
「ハチドリのしずく」監修・辻信一 光文社より
地球温暖化、戦争、テロ、飢餓、、、地球にはたくさんの問題がありますね。
私は私にできることをしよう。
地球となかよく繋がりたいから・・・人となかよく繋がりたいから・・・
ぜひ、あなたも。。。
「ハチドリ計画」ネットワークというのがあります。http://www.hachidori.jp/
昔のスケッチをとりだしてきてしまいました。
久しぶりに熱帯植物の話題ですぞ^^
ヘリコニアです。
シンガポールボタニックガーデン(植物園)でも、あちらこちらで目を楽しませてくれる様々なヘリコニアたち。
原産地は南アメリカ。
その強烈な色合いやユニークな形に惹かれ、つい一緒に写真を撮りたくなる植物でもありますね♪
最近、山歩きでお世話になっている
高橋修先生のぶろぐ
フィンデルン 里山からスイスアルプスまでを見てみたら
なんと!なんと!な~んと大きなヘリコニアの写真が!!!
これは皆にも知らせなきゃ~^^
先生は南米ギアナ高地に行らしたばかり。
のびのびしてる~~^^
あまりの大きさに、どんな鳥が花粉を運ぶのじゃー??!!と、思ってしまいましたよ。
あの花にマッチする鳥がいるの??
あの花の大きさだと鳥じゃないかも・・・
ハチドリのでっかい版?
タビビトノキの送粉者・エリマキキツネザル~~なんてのが浮かんだけど・・・マダガスカルじゃないし・・・一体、何者じゃ~?笑
では下をクリックして見て下さいね。
高橋先生、珍しい写真をありがとうございます♪
では
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3. サンバード 2007年7月19日 (木)
シンガポール植物園のヘリコニアウォークを歩いていると、ぶんぶんぶんぶんとせわしない鳥のハバタキが聞こえました。
バナナの葉に似たヘリコニアの葉の下を覗くと、サンバードがあっちこっちに飛び回っています。
コンドミニアム(シンガポールではマンションのことをこう呼びます。)のお庭などでも、目立つ色で咲いているヘリコニア。
アメリカの熱帯雨林は色鮮やかな花が多いですね。ロブスターの爪のようなのは、実は苞。よく見ると、鳥のとまる所がないでしょ。このお花にはハチドリがやってきて、ホバリングをしながら長いくちばしをつっこんで蜜を吸います。こちらには、ハチドリがいないので、サンバードが代わりの役目をしてくれているんですよ。
そんなわけで、いつもサンバードは落ち着いて止まる事がなく、写真が撮りにくいのです。が、ふふふ、どうにか撮れてました。花に焦点を合わせて待ってたら、案の定ちょこっと止まった瞬間にパチリでした。
Crimson Sunbird ♀
雄は綺麗な色なんですよ。
お尻から失礼。
くちばしの先が曲がっているのが特徴です。
この花にぴったりのくちばし!
シンガポールに、サンバードがいてくれたお陰で、南米産ヘリコニアも元気にこの地で育っています!
めでたし!めでたし!
では
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