2014年1月 5日 (日)の記事です。
南米、チリ・アルゼンチンのロゼットビオラの旅から帰って、早いもので一週間が経ちました。
お正月連休も今日まで。
さあ、旅の思い出を書き始めたいと思います。
今回の旅でまた新しい扉が開けた感じがしました。
シンガポール植物園でガイドをしていた時、シンガポール在住の先輩の方から、「植物名はどこででも通じる 世界共通の学名でちゃんと覚えた方がいいわよ~!」と助言を受けたことがあります。
なのに、その時の私は友達と一緒になって、「ええーっ!そんな大変な~~! 英名で覚えた方が親しみやすいもの~~」と、その助言を即却下したことがあります。
しかし、今回の旅で初めて思いました。
学名で覚えねば・・・いや、学名で覚えたい。広い世界には、学名でしか表わしようがない花があるんですよね。(こんなあたり前のことをやっと実感!)
世界の花旅には、体力もいるけど、ぷらす 頭の回転も必用なのね。。。
頑張らねば~笑
この度、2週間、学名で花旅をさせて頂いたお蔭で、なんとなく学名に対する違和感もなくなりました。
やっとスタート地点に立てたかな^^
ボケ防止にも役立つかな^^
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さあ、チリ・アルゼンチン ロゼットビオラの花旅日記はじめます。
長いフライトを終えサンチアゴに到着。
ホテルのあるスキー場へと北上しました。
チリってどんな国だろう?
南米は人生2度目、30歳の時、南米ジャングルやペルーに行きました。それから30年ぶりの南米だなー
車窓からきょろきょろしておりました。
あ、ジャカランダだ! もうすっかり終わっているかと思っていたジャカランダが種を沢山ぶら下げながらも、まだどうにか紫色の花を咲かせていました。
やったぁー!ジャカランダだけはいつどこで見てもハッピー♪ です。
ホテルまでは3時間ぐらいだったかな。かなり乾燥している感じです。車窓から見える山々にほとんど木は生えてなく、見えるのはサボテン!
バスの中から写したこんな写真しかありませんが、サボテン見えますか?サンチアゴから北はかなりの乾燥地帯みたいです。遠くはアタカマ砂漠に通じますものね。
そのうち辺りはこんな風景に。
アルゼンチンとの国境に近いとか・・・
緑、無し。
でもでも、こんな緑の無い風景の中に、花は頑張って咲いてたんです。
ピンクの花が咲いてる!群生になっていて綺麗~!
ちょうど工事中らしく、一方通行でこちら側はストップに。
ラッキー!
見に行こう~~!!! ということになり LET’S GO !!!
斜面を駆け上がる元気な面々。この時は毎日この斜面登りになるとは想像だにしてませんでした! ひゃえー!毎日だったのよ、この斜面登り~~!笑
もう斜面登りも斜面下りも お任せ~
夕日に輝いて綺麗でした。チリでは夜がなかなか暮れません。 暗くなるのは大体午後10時近く。
Schizanthus hookeri シザンツス・フッケリ
山肌をピンクに染めていたのは シザンツス・フッケリ
まるで折り紙の切り絵を開いたみたいな綺麗な形。
遠くからでもオレンジ色が目立ち、虫さんへの呼び込みアピール強し!
そばには日本でもどんどん増えてきているビロードモウズイカ(帰化植物)が。 この後もビロードモウズイカはあちこちで見られました。
ビロードモウズイカ強し!
Tropaeolum polyphyllum トロパイオルム・ポリフィルム
そして、この黄色い花はこの日からよくあちこちで見かけたトロパイオルム・ポリフィルム。両者とも負けずと夕日に映えて綺麗でした。
そろそろ一方通行も終わりかなーと、バスに戻ったけれど、それからも待つこと超超超長くて・・・
なんと!ななな、なんと!!!
道路工事の一方通行待ち、一時間でしたぁあああ!!!
日本じゃ、考えられない~~
長距離移動を終えて、ほっ!
クリスマスツリーが飾られ雰囲気のいいレストラン。癒される。
今思えば、まだこの時は野菜が・・・苦笑
大きな大きなステーキをがっつり頬張り・・・
1つでいいのにね・・・といいつつ、アイスクリームをいただき・・・
この時はまだ美味しかったね(後半はががーん!)
さあ、やっと眠れる!と、お風呂に入り体を拭いていると・・・
私を呼ぶ誰かの声がする?!?どこから?
「外、外!!!」という声。
??? だあれ?と、外を覗いてみると、向こうの部屋のベランダでツアーリーダーのMさんが叫んでます。
はあ?!?
「締め出されたの~~ 星を見ようとベランダへ出たら、がちゃんとドアが閉まって~~」と、ヘルプを求める声でしたぁ。
ほほほほ、ぎゃははは!!!
ふふふふふ
ツアーリーダーMさんの超ドジぶりに、すっかりMさんに親しみを感じてしまったワタクシなのでした(^▽^)/
いよいよ明日は 念願のロゼットヴィオラです♪
おやすみなさい
では
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