Botanic Lovers

ボタニック・ラバーズ

伊豆 金冠山山頂より

船原館@伊豆山稜線歩道 7

2日目の宿は「船原館」

ボタラバの皆を是非案内したいな~とずっと思っていた温泉宿です。やっと思いが叶いました。あの温泉に浸かってどう感じるかは人それぞれでしょう、しかし感じられずともその効果はじっくりと身体に沁みとおっているはずです。身体は分かるはず。

そんな思いを込めて今回はこの宿を選んでみました。

突然初っ端からこんな写真で失礼!www あはは、これは船原館にある深さ1.3mの立ち湯。楽しかったね~ ヌードルという浮き具でまあよく遊びましたこと!www

温泉大国日本でも滅多に出会うことの無い奇跡の温泉と通の間では言われているそうで。その理由は源泉温度がなんと45度ということ。

なぜ45度だといいの? それは加熱せず、冷やしもせず、空気に一切触れることなく源泉がそのまま浴槽に運ばれ適温になるってこと。

ほんとそうですよね。

湯質が劣化することなく、自然の恵みをそのまま頂けること。食材と同様に、温泉においても鮮度は重要です。そういう意味で最高の温泉が楽しめる船原館。何か地変が起きたら温度なんて変わってしまうこともあるでしょう。そういう意味ではほんとに奇跡の湯ですね。

その差を感じれる人でありたいな。

今の世に暮らしてると、本物なんてほとんどなく、そう簡単に感じられそうにないですもの。何度も本物に触れて、じんわりじんわり分かってくるものでしょう。

自然の恵みに沢山触れたいですね。

山、自然はそんな意味でも私には必要不可欠。あるがままのエネルギーを頂ける場所です。アリガタヤ~ 深くて、細かい蜜なエネルギーは人の源で輝きを増します。

さあて、私達は船原峠に迎えに来て貰ったバスで約20分で早めに宿に到着できました。お陰様でゆっくりお湯が楽しめる!

部屋はリフォームされたばかりの2ベッド+広い10畳の部屋を3部屋利用。それぞれ3人ずつ利用で余裕あって快適です。昨日は2段ベッドだもんね~ 

変化あって良し良し。

お茶請けは猪最中 これ懐かしい!いのちゃんお久しぶりです~^^ ちょっと甘いけど大好きなので、あっという間にぺろり!!!

さあ、まずは大浴場にいきましょ!!!

ここではゆっくりお湯に浸からなきゃ!!!お風呂行こう行こう!!! って訳でまずは大浴場。


源頼朝が船原温泉に入ってたらしい。
左甚五郎も・・・(⌒∇⌒)

あっさりした感じのお湯です。とっても柔らかい。熱い箇所と適温の箇所と交互に楽しみ、次は露天風呂へ。皆大好き露天風呂ですね~ ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。私はあんまり喋らない派。でも聞いてるのは好き。かしましいことよ!

皆元気でいい、いい。

そして、続くはお向かいの立ち湯へ 廊下を横切るだけだからバスタオル巻くだけで移動していいですか?とかご主人に聞いた人あり~ ご自由に!とご主人は笑いながら言ってらしたけど、自分の家じゃないんだからさ、マナーには気をつけようね^^ 浴衣ぐらいはね~www 色んな人がいるからさ、私達の出来る事は宿の品位を下げないようにだねー(⌒∇⌒)

ま、そんなことはいいとして

立ち湯、楽しみました!!! 1段目にそろりそろりと入って、2段目に降りる時、おおー!ふかっ!!!って誰しもが思う、面白い楽しいお風呂です。

皆にこれに入って欲しかったんだよ~ 浮きを使って力抜いて、天にお任せで浮いてみる。いいんだよね~ めちゃいいんだよね~~~^^ 

色んなことから解放されたいよね~

あれもこれも捨てたいものあるよね~

ここでは左脳さん(@^^)/~~~バイバイ

温泉療法WATSUを導入している船原館。お願いすれば、ここでご主人がやって下さいます。浮いていると身体の力みが無くて治療効果も上がりそうですね。私もここ船原館で天城流湯治法のセミナーを錬堂先生から受けたことがあります。

懐かしい場所です。

船原館の温泉療法 | 【公式】ものわすれの湯 船原館 (funabarakan.jp)

天城流湯治法協会 (amagi.or.jp)

WATSU TOKYO

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さて、今度は夕食。囲炉裏で食べるお狩場焼き。これも楽しみ。だけど本音を言えば、囲炉裏でのお料理もだけど、それ以上に炙り酒が楽しみでした。竹筒にいれた地酒を囲炉裏で燗する「焙り燗」、これがめちゃくちゃ美味なんです。

お食事処がリフォームされて広い方の左側の部屋が椅子席になってました。私達は9人の大人数なので座る席。でも足が下せるタイプで嬉しいです。


湯葉と大量の大根おろしが目に付く♪

お狩場焼と共にわさび鍋なんです!!! せっかく伊豆に来たらワサビです。泣きながら食べましょうぞwww

乾杯!!!

胡麻豆腐がある! これさえあればにっこにこ。

まずはお狩場焼。入口の所に焼く囲炉裏があって、そこで焼いたお料理が順々に
運ばれてきます。

もっと数があったような無かったような・・・^^

横でシュッシュ、シュッシュ、とわさびを擦ってます。ワサビには2種類あって・・・と聞いたけど忘れた。苦笑 

えー、ここでちょこっとワサビとは・・・

植物学的に言えば

アブラナ科Eutrema属 学名は「Wasabia japonica Matsumura」
学名に日本を意味する「japonica」がつけられているということは、本わさびは日本原産の植物ということですよね。

もっと詳しく知りたい勉強派の方は↓を

www.wasa-lab.com

ドーンとお鍋が運ばれてきて・・・

まずは鴨肉とセリとごぼうがたくさん入った御汁が入り、ぐつぐつぐつ。そこに生湯葉と大量の大根おろしが入ります。すったワサビを入れて・・・ぐつぐつぐつ。

もっとワサビを効かせたい人は追いワサビ!!! どんどん入れましょ追いワサビ。なんて人には言うけど自分がやってみたら、くちゅーん!!!お顔が!鼻の奥が!大ダメージwwwww あちこちでおおー!の声が上がっとりますです^^

           

食べた、食べた、食べました♪ 炙り酒美味しいね、お代わり~ 

囲炉裏で食べるご飯、いいですね。

朝からよく歩いて食べて、今日もいい1日でした。感謝!!!

翌朝早くお風呂に入り、朝ごはんを8時から頂いて、さあ、気持ちは歩く準備。

今日もお天気は上々。

楽しく歩きましょう!

送って貰うのは船原峠ではなく土肥駐車場まで。快く引き受けて下さり感謝です。船原峠から土肥駐車場まで1時間のアスファルトの国道歩きなんです。とってもとっても助かりましたm(__)m 有難かったです。

行く途中のバスの中、誰かさんが「サングラスを忘れました!すみません!!!引き返して貰えますか?」なんて言ったことは忘れましょう^^ 

ははは、私、私、私です。

船原館、かなり古い旅館です。ハイセンスな高級宿を好む方には不向きかもしれません。しかし、物腰柔らかい温和なご主人と優しそうな上品な奥様で醸し出す雰囲気はとても居心地イイです。そしてお湯は文句なく柔らかく優しいお湯でした。大きな資本の宿に負けず、いつまでも続いて欲しいです。

www.funabarakan.jp

ぜひチャンスを作ってお出かけ下さい。

おススメです。

 

お問い合わせは blueskymayuri★yahoo.co.jpへどうぞ ★を@に変えて下さい。