昨日紹介したモンブラン朱雀を食べる前に食べたランチは、
竹風堂の栗おこわでした。
小布施が発展した要因の一つに、この竹風堂の栗おこわも大きくかかわっています。今では、色々なお店で食べることの出来る「栗おこわ」を最初に売り出したのは、この竹風堂なんですよ。1972年のことだそうです。
1970年に万博だったから、その2年後ぐらいのことですね。
栗は収穫期に一年分の栗を手むき加工して貯蔵するのだそうです。
美味しかった~
これも、納得の味でした♪
ちょうど窓の外にある栗の木になっているイガグリを見ながら食べましたよ。
竹風堂はお菓子屋さんでもあります。
小布施で、お菓子屋さんと言えば、
小布施堂、竹風堂、そしてもう一つ、忘れてはならないお菓子屋さんがあります。
それは桜井甘精堂。
桜井甘精堂の栗かのこ大好き~~!!!
小布施の栗の歴史は、今からおよそ六百年前の室町時代に始まるといわれています。
当時、この地方の領主だった荻野常倫が故郷、丹波国から栗をとりよせて植えたのが始まりと伝えられています。
小布施栗は品質がよく美味ということで、松代藩が毎年秋に将軍家に献上する習わしとなり、その名を天下に広めたといわれています。
この栗を用いて初めて菓子を作ったのが初祖・桜井幾右衛門でした。
最初に栗おこわを作ったのが、竹風堂。
最初に栗菓子を作ったのが、桜井甘精堂。
なんですね。
小布施3大栗菓子店の小布施堂、桜井甘精堂、竹風堂が、どれも仲良く成り立っているのは素晴らしいことだと思いました。なかなかあり得ない事です。酒屋さんも数件がどれもつぶれずに残っている。
素晴らしい連携なんだな、と思いました。
勝手な想像ですが、
上手く支えあって、いい相乗効果を作っているのでしょうね。普通はどこか一軒が大きくなると、弱者は潰れていきますよね。
同じメーカーがどれも上下なく、それぞれの特徴を生かして生き残っている。このことが、一番印象に残ったことです。
栗菓子と言えば、これも人気のようです。
味麓庵の福栗焼き。
中に栗が二個入っている、めおと焼きというのを予約してお土産に買って帰りました。
けっこうボリューミーだった~~
これ、駄目だわ~~ 重すぎ~~!!!と、いったん、冷凍庫に収めましたが、もうとっくに、そのお姿はございませ~~ん^^
では
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