花観察日4日目 6月13日
2泊したコチコルの村を離れ、キルギスで一番大きな湖のイシククル湖南側にある町タムガを目指します。
天空一碧のソンクル湖とは、全く違う雰囲気を持つイシククル湖ですが、首都ビシュケクに近い賑やかなリゾート地の北側と違って、南側はまだまだ自然いっぱいの素朴な地です。
少し行くと湖が見えてきました。イシククル湖かな?と思ったけれど、ダム湖の様でした。イシククル湖は対岸が見えるような規模ではないの。まるで海のはず。
今日もいつものごとく、何度もSTOPしながら花観察です。
この日もかなりの数の植物を見ることが出来ました。全部はご紹介できませんが、主なものを載せてみますね。
何を選ぼうかな・・・^^
多すぎて、キリがないです。
いかにもガレ場に強そうな姿。
Acantholimon alatavicum
Plumbaginaceae - Staticoideae - Staticeae
Acantholimon alatavicum (Bunge 1872)
Native to Middle Asia, China
Helianthemum
この旅は、Flora of Silkroad の本の著者、クリスの足跡を辿る旅。 クリスについて廻ったドライバーさんが付いてくれているので、クリスが停まった場所で必ず車を停めてくれます。
私達はそこをクリスポイントといって、車を降りて、一体何をクリスは見たの???と花探しを楽しんだのでした。
ここは、そのクリスポイントの一つ
とげとげは無いので、アザミではなさそうですが・・・
これはスターチスの仲間かな? 調べてみると、やはり、リモニウムは、スターチスの仲間ですね。このリモニウムはキルギス原産のようでした。
スターチスは大好きな花です。
Limonium hoeltzeri
Plumbaginaceae -Staticoideae - Staticeae
Limonium hoeltzeri (Ikonnikov-Galitzky 1952)
Native to Kyrgyzstan
Peganum harmala ハマビシ科 パガヌム ハルマラ
地中海沿岸、中央アジア~カシミール、チベット南部
暖かい乾燥地帯の砂礫地に生える多年草。基部はやや木質化する。
Ranunculaceae - Ranuculoideae - Anemoneae
Clematis songarica (Bunge 1839)
Native to Central Asia, China, Mongolia, Pakistan
ジゴフィルムは、ハマビシ科Zygophyllum 属(ジゴフィルム属)の植物の総称で、50以上の種がアフリカ、地中海沿岸およびオーストラリアの乾燥地帯に分布しているということです。
Zygophyllum fabago
Zygophyllaceae - Zygophylloideae
Zygophyllum fabago (Linnaeus 1753)
Native to China, Western and Central Asia, Caucasus
???
続く
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