2014年5月12日(月)の記事です。
花の桃源郷フンザを歩く 13 アルチット村へ
アルチット城は川向こうのナガール王国からフンザを守るために築かれた城。その城を持つアルチット村はフンザ地域では、とても古い歴史を持つ城壁に囲まれた村です。
遠くに見えるのがアルチット城(バルチット城からの眺め)
アルチット城は、2011年度ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産賞を受賞しています。
村の入り口で男の人達がのんびり談話中。
村の中に入って行くと子ども達が遊んでいました。
カメラを向けても嫌がる様子もなく、和やかな雰囲気でした。
ところがそこに、キザなパナマ帽をかぶった若い男性がやってきて、「何してるんだ!写真撮っちゃだめだ!」。途端に空気が一変しました。その若い男性、ずっと私達の後をついてきます。まるで見張りをしているかのようです。やだねー、皆で言い合ってました。
村の中は迷路のようになっています。
ここはスペインと言ってもいいような、、、あー、でもスペインなら花がきっと飾ってあるな~ やっぱり空気感が違うな~ そう思いながら歩きました。
この扉に惹かれてパチリ
色彩豊かな洗濯物に目が行きます。あとが、とも地味な色の世界だから。
ぐるっと廻って最後の広場で、たくさんの女性達が集まって刺繍などのお土産物を売っていました。っていうか、まさか私達が村を歩いているうちに何かを売ろうと集まったのかな?
「ねー、ねー、旅行者が来たわよ!」って言う情報があっという間に伝わっているのかもしれませんね。皆で最後の広場でお待ちかねだったのかな・・・笑
そんな気がするw
皆の写真を撮ろうとすると駄目みたいで、男性にダメと言われました。残念!
刺繍の帽子が10ドルで売られてました。約1000円か・・・
でも、ここでしか買えないし・・・
「下さい!」と、言った途端、ずっとついてきてた若いアンちゃんの顔が変わりました。
途端に写真撮ってもいいよ!ですって。。。
びっくり~!
それが、驚いたことに女性たちの表情が途端に変わったのです。
みんな笑顔笑顔。男性の許可を待っていたんですね。
私達ともどんどん喋って、帽子かぶって記念撮影大会となりました。
でも、男性によって 左右されてる女性たちの姿をあからさまに見た瞬間でもありました。売れた収入はあのお兄ちゃんにいくら入るのかな。。。と、隣で誰かが言ってました。そうかもね・・・
せっかくだから、乗っちゃえ乗っちゃえ、乗っちゃったほうが得だよ~!って、私達も写真撮りまくって、楽しい広場になりました。買いもしない帽子まで被ってパチリ、パチリ、撮りまくり~賑やかだこと。いいね、いいね。笑
刺繍の帽子、綺麗でした。
今、家の壁に掛かってます。
1000円で皆があれだけ遊べたんだから安いもの。これだけの手刺繍で1000円は安いです。
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このあと、カリマバードへ戻って、お土産物屋さんへぶらりと出かけました。何も買わないと思っていた私まで、重ーいドライフルーツを買ってしまった~。他の女性達の凄いこと! お買い物に出かけますよ~と、集まってみれば、肩にはマイバッグがぶら下っています。どこかの地方のデパートやスーパーのバッグ。いやーん、ここでまでその田舎スタイル?もっと素敵なバッグにしてよ~って、誰かさん達、言い合ってましたね。
とっても楽しい仲間でした。
木製品のお店 スプーンが素敵でした。
お気に入りのベストが買えたわ by emikosさん
色々あるけど、まずはドライフルーツを買いに行かなくちゃ~
つられて、買っちゃったドライフルーツ。
美味しかったけど、重かった
アプリコット3種類、アーモンド、アプリコットの種、桑の実2種類など買いました。
安いですよ。一袋100円とか・・・ミックスして、一応気持ちばかり綺麗にして、筑波山に行った時、友達に分けました。
パキスタンの埃付きを無理やり食べさせちゃいました~笑
フンザ帽や刺繍入りの洋服や、みんな楽しそうに買ってました。
黄昏るカリマバードをショッピングの達成感とともに後にしてホテルに向かいました。
では
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