9合目を過ぎてあとは頂上を目指すのみ
やけに元気じゃ!(⌒∇⌒)
といっても、当たり前にしんどいのはしんどいよ! ザレてて歩きにくいしね。去年登った大雪の旭岳を思い出した。
後半、登山道が深くえぐれてる所が・・・利尻山の上部はスコリアという赤茶色の火山礫の土壌で、滑りやすい。この辺が3mスリットと言われる場所かな?
気をつけて、慎重に!
時々、前の方で、きゃー!とか、ズル~!とか。苦笑
オーマイ!深くえぐられてる。
利尻山の保全活動をして下さっている方達、大変ですね。
お!あれは蝋燭岩か?
もうちょいだ!(⌒∇⌒)
お~!見えた山頂の祠だぁ!利尻神社の祠だぁ。
何度、頭の中でイメージした事か!山頂で祠の横で天を仰いでいる自分の姿。なんでもイメージが大事というじゃないですか。
予祝(よしゅく)という言葉知ってます?
前祝いの法則です♪ 未来の姿を先に喜び、祝ってしまうこと。
事前に成し遂げた瞬間を先に体感しちゃうこと。そしてその波動をキープする。大丈夫かな?大丈夫かな?と不安になって波動を下げてしまうのが、何事も一番成就達成しにくい要因ですものね。
正直、利尻登山はかなりプレッシャーでした。
だから、予祝は何度もやりました^^ イメージするだけなら簡単な事。それならできる!って、なんどもなんども山頂のプレートを持って、祠の横で天を仰ぎましたっけ・・・笑
その祠が!!!
あそこに!!!ho~~~
着いた~~~ いえ、まだ着いてません(⌒∇⌒)
山頂に立った時より、この瞬間よ、この瞬間よ。
この瞬間が一番感激したの。YAMAPの登山記録をしょっちゅう見て、色んな登山者の人達の写真から勝手にイメージしてた山頂です。
実際はどんなとこかな?
楽しみ~^^ さあ、もう少し。
という時に山頂直下あたりで、イワウメ~っていう声が!!!
ほー、それは楽しみ!
イワウメ
エゾノツガザクラも
イワヒゲも可愛い
北の果ての山 雪も融けたばかり
つい1週間前はアイゼンが必要でした。
さあ、山頂へ
ハルさん、ラスト1歩。
ヤッター! さあ私も登ろう!
最後の一歩! 登れた~~~ ほー(⌒∇⌒)
登り切る瞬間は最高ですよね。無事登れたことをこの世の全てに感謝です。もちろん自分へも。
登頂NO330 利尻山北峰1719m\(^_^)/ 現在北峰迄しか登れません。本峰、前峰へは立ち入り禁止。
皆で祝登頂!
と、その時思い出した。リシリヒナゲシのこと。ねー、利尻ひなげし見た? 見たよ!あらー、見逃したわー、帰りに絶対教えてね。
ということで帰路で見れました。
あれ~?!行きでは一輪だったのに、新しく開いてる!という事でラッキーなことに2個の花を見る事が出来ました。
とっさに写したらこんなことに。黄色が飛んでますね。ダメだわ~
もう一枚は露出暗くしたので花びらの感じは出てますが、柔らかい花びらは表情を出してやるのがスマホじゃ難しい。
リシリヒナゲシ ケシ科
世界でここにしか咲かない利尻山の固有種。日本に自生するケシ属ろしては唯一の種です。
この花には余談があります。
1980-2000年の間に人の手によって、よく似た種のひなげしの種が利尻山の高山帯に誰かによって撒かれたのだそうです。その為、2008年から利尻山の自生地にある全ての個体から葉の一部を採取してITS領域の解析をして利尻ひなげしと栽培ひなげしの識別を行い、2009年からは栽培ひなげしと判明されたものは自生地から除去しているそうです。
大変な作業には頭が下がります。
本当に有難うございます。
いつの日か沢山のリシリヒナゲシが咲く日が来ることを願っています。
最後の方は少し雨に降られましたが、無事夕方5時下山する事が出来ました。
無事の登頂&下山を祈って下さった多くの人に感謝しています。
有難うございました。
そして最後にKaoriさん有難う。
4人から心よりのお礼の拍手です。
パチパチパチパチ。
アミノバイタル様も有難う♪
そうそう、最後まで近くを歩いてくれたレラモシリの岳ガイド&撮影隊の皆様へもありがとう。若者達がいてくれて心強かったです♪ 私達を乙女と言って頂きメイドの土産となりました~笑
では
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