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ボタニック・ラバーズ

伊豆修善寺温泉 赤蛙蛙公園

モーリシャスの旅 その3

2008年4月15日 (火)

15年前の昔のブログの記事をこちらにお引越しさせました。モーリシャスに興味ある方はぜひ。

モーリシャスの旅 その3

朝起きるとピッカーン!!!いい天気。

朝一番うれしかったのがこれ。

私達がシンガポール植物園で拾って、よくアクセサリーを作るインドジュズノキでナプキンリングが出来てました。ていうことはモーリシャスでもポピュラーな木なのかな?インド人が多いからかな?朝一番思わず嬉しくなった~。

さあ、モーリシャスの空気を感じるために、サトウキビ畑の中を少しサイクリングでもしますか。いいねー。コンシェルジュに相談すると、CENTER DE FLACOまで行くといいよ。今日はマーケットが開いているから。この時はまだのんびり考えてました。ほんの1時間ほどの朝の散歩ぐらいに。

        

まずは紀香の泊まったホテル・サンジェランを目指して~!!!

「ミセス・ニノミヤいってらっしゃいー。」

最初びっくりしました。コンシェルジュの人がちゃんと名前を覚えているのです。到着前日にちゃんとお客の名前を覚えるそうです。びっくり!!!だって150部屋はあるんですよ、このホテル。その徹底振りはどうか分りませんが、私達にはというと、出かける時、帰った時、ロビーで出会った時、必ず声をかけてくれました。とても気持ちのいい応対です。

颯爽と出発!!!といいたいところですが、日本人には自転車のサドルが高い?脚が届かない~~笑 まっいいかあ(⌒∇⌒)

さあ、いよいよ花探検の始まりだ~~~

まず目に飛び込んできたのがゴールデンシャワー。わあー綺麗!!!写真撮りたいけど脚がぎりぎりなので容易に止まれません。止まるのに技術がいるのです~~それでも一枚だけ!と、頑張った。

    

    

その次は、あれー、これ見たことある植物。シンガポールボリウッドに行ったとき、皆で首かしげた植物だ~~ これも一枚だけ撮りたい・・・!!!と、止まった途端、脚がつりそう~~~。それでも一枚だけ(⌒∇⌒) 足がつったらやばいから、これからは止まれないかも 
ひたすら走って着きましたぁ。紀香のサンジェラン。

それまでに3つぐらい広大な敷地のホテルを経過してます。るんるん♪ 周りの植物を見るだけで幸せなんだもん。

テコマ(イエローベル)、ブーゲンビリア、シーアーモンド、カシュアリーナ、鳳凰木、イエローフレーム、ジャカランダブレッドフルーツ、バナナ・・・いつも公園の中でちっちゃくなっている木々が縦横無尽に生えています。なんて気持ちいいの~

 Rimg00511_3 ホテル・サンジェラン、メインゲート

中に入れてもらえないのは分っていましたが、ダメもとで聞いてみました。「あのー、お茶でも飲みたいのですが入ることは出来ますか?  」「フルブッキングなので、ゲスト以外はお入り頂けません。」きっとフルブッキングじゃなくてもこう言うんでしょね。どのホテルも警戒が厳しいです。ゲスト以外は立ち入り禁止。コンシェルジュを通して、レストランのリザーブをすればきっとOKかもしれませんね。

ミーハーパパさんは、このホテルは日本の有名な女優がハネムーンに来たんだと、門番の人に必死で言ってました。パパさん紀香好きだから~笑 

私の旦那さんちょっと恥ずかしい時ありー 夫婦は凸凹違うからバランス取れるんでしょう。まあ、適度にミーハーは楽しくていいいい!!記念に写真を撮ってくれ!ということでパチリ! 入口だけちょっとだけ感じて第一目的終了なり。

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次の目的地。CENTER DE FLACO目指してGO!!

ここからは鳳凰木が多かったです。並木になっていてこれが咲くと凄いよ~ 鳳凰木が咲く頃、(10~11月らしい)に来ると、きっと島中真っ赤!!!それぐらいたくさんの鳳凰木。いいなー、見たいなー

ひとり叫んでました!!!やっほーーー ごめん止まれなくて写真がないです。花咲いてないからいいね。(15年前にはスマホは無かったしね。)

ひたすらサトウキビ畑の中を走ります。銀色のサトウキビ畑とはこういうことだったのね。太陽の光に輝いて、緑と言うよりはまさに一面銀色の世界です。

     

そのうちパパさんがへたりだした。 

尻が痛い!!!尻が痛い!!!

脚がしびれる!!! 

パパさん がんばれーーー 爺さんになるなー

わたしゃ、気持ちいいよーーー

「わおー、インドボダイジュよ!パパー」「凄いよ!!!このインドボダイジュ!!!」 

返答は・・・ただ「尻が痛い~~」 
かわいそうに・・・

男の人って前の方が痛いのかな? 気遣って聞くと後ろが痛いそうな!!!へへへ違った。

サトウキビ畑の途中、時々インドボダイジュの並木に出会います。そのインドボダイジュの大きいこと!!!昔の人はサトウキビ畑の中を歩きながら、途中このインドボダイジュの下で涼をとったのでしょう。ちょうどそんな感じで植えられています。

あー我慢できない~ 写真撮りたい!!! 

モーリシャスはインド人が大多数を占めている国。インドボダイジュはモーリシャス原産ではないはず。インド原産ですよね。故郷を偲んで持ってきた木でしょうか?悠々たる歴史を感じる悠々たるインドボダイジュがたくさん連なっていて大きな陰を作っています。インドボダイジュはお釈迦様がこの木の下で悟りを開いたと言う宗教上重要な木。ボタ本P73です。急にボタ本が出てきた・・・へへ。詳しいことはまた載せますね。

     

途中で道を尋ねながら、やっと辿り着きました。

センター・ドゥ・フラコの町。

 

     

パパさんへたってもうだめー 街角の公園で休憩。

 Rimg00571 Rimg0059

↑心配そうに地図を見てます。。。間違えると大変だぞ~大変だぞ~とんでもなく遠回りになるぞ。そればかり言ってます。

陽も高いし大丈夫だわさ。私マーケットが見たい。うーん、でもでも現実は、あなたは尻が痛い!ですよね。夫婦共に○○までかいなーー(そうは思ってないけど・・・苦笑)仕方ないなあ。ほほほ、あなたはマーケットどころじゃないの分ってますとも。分ってますとも。

実はこの時、逆方向から、公園で休む地元人のたくさんの視線をいっせいに浴びているのです。さぞ闖入者が珍しかったようでござる。笑 あなたがいるから、私も安心してここにいれるのよ・・・

マーケットは諦めるわ。

ここは町の中心。消防署で道を聞きました。なんて親切に教えてくれることか。分りにくいからと丁寧に地図まで描いてくれました。「ありがとう~!!!」「あなたは英語がうまいですが、日本人ですか?私は中村さんを知っています。自動車のセールスウーマンでした。でも、英語が話せませんでした。ニッサントヨタ、バスはヒノ・・・」などと話が盛り上がって、楽しいひと時が持てました。

私は英語少々です。パパさんはOK。こんな時いつも思います。こんな僻地で頑張ってくれている車のセールスマン、船のエンジン、電気製品の名前のお陰で、日本人は観光客でも外国でこうやって助けられるのだと。不便な地に果敢にやってきて苦労した先駆者のお陰なんですよね。海外で、それも大きな都市から離れた場所で、本当によく思い知らされることです。アリガタヤーm(__)m

 

こんなところにもケンタが・・・以下ケンタの庭の植物

    
↑ボトルパーム 

     
↑クリスマスパーム

     

      

この椰子は名前はなんでしょう?後で気がつきました。ホテルでは背高くそびえてる椰子でした。

3時間あまりの自転車の旅。地元の人にも触れられて楽しい時間でした。私にはね。パパさんはひたすら尻が痛い~泣いてました。苦笑

「パパーー、明日は4WDのクオッド(ATV車)のツアー申し込んでるの。山駆け巡るけど大丈夫?!?」

へなちょこ顔でお尻を押さえながらの返答 

「うーーん?????!!!!!

まずは、ビーチへダーッシュじゃー。海に入ったら寝るぞー」

    

はーい、いってらっしゃいませ~!!!

海大好き男が海へ駆けだした~(⌒∇⌒)

では

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