2008年4月24日 (木)
モーリシャスの旅 6 かわいいストロベリーグアバ
今絵のスキャンが出来ないので、写真撮って載せました。映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に出てきそうな自転車での物売りの姿。懐かしいですね。モーリシャスではそんな様子もひんぱんに目にしました。そんな中、目を引いたのは、後ろに四角いガラスのケースを乗せ、かわいい赤い実を売っている姿。
タクシーの運転手が言いました。
「チャイニーズグアバだよ!」
「今ちょうど季節なんだよ!!」
「何故チャイニーズグアバかっていうと・・・」
冗談好きのインド系の運転手は愉快そうに言いました。
「チャイニーズの目って小さいでしょ?!あのグアバは甘酸っぱくて、食べるとインド人の目もチャイニーズの目みたいにちっちゃくなるんだよ!!!だからチャイニーズグアバって呼んでるの。」
はっはっはっはっはーーーー豪快に笑って後を振り向きます。だから、危ないから後は振り向かないで・・・って。。。
でも確かに面白い・・・。ははは(⌒∇⌒)
そんなグアバをクオッドツアー(QUAD)で食べちゃいました。おいしかったぁああ。特に太陽キンキンのそれも自然の中だとね。
ツアーもそろそろ終わりに近づいた頃、暑くて喉もからから・・・
STOP!!!ストップ!!!
ガイドからの号令です。
何かな?と思ったら、ガイドさんなにやら脇の木の枝から赤い実を取ってきて「 食べてごらん。おいしいよ!」
ずっと気になっていました。さっきから赤い実が・・・
なんてかわいい実。チャイニーズグアバの本当の名前はストロベリーグアバ。イチゴのような味だから。
甘酸っぱいというほど、すっぱくない。いや、甘いです。おいしい!!!
いっぱい食べちゃいました。そばでパパさんがやけにお気に入り、すごい勢いで食べてましたっけ(⌒∇⌒)
葉っぱがてかてかしてます。
中には小さい種がいっぱい。
たくさんあっていいな!なんて思っていましたが、調べてみるとこのストロベリーグアバはどんどん増えて、その地域の植物の生態系を壊してしまう困り者なのだそうです。それはまずいですね。
普通のグアバと比べると葉っぱがこちらの方がてかてかしていてしっかりしている。普通のグアバはてかてかしていません。グアバの和名を知ってますか?バンジロウっていうんです。面白いでしょ?!
ストロベリーグアバの和名はテリハバンジロウ。葉っぱがてかてかしているから、照葉(テリハ)なんですね。
ところで、なんでバンジロウ???
誰か教えてください。ハワイでもよく見られるようです。
学名:Psidium cattleianum Sabine
フトモモ科
ストロベリーグアバ
原産地:ブラジル
その後少しわかりました。
バンジロウの語源ですが、インターネットで探したら、ザクロに似た果実をつけるので⇒バンザクロとも呼ばれ、漢字で書くと「蕃石榴」。それを沖縄読みすると「バンジロウ」になるそうです。蕃は外国という意。 (へー、そうなんですね。)
ハワイで私もストローベリーグアバを食べ、見た目のかわらしさ、そのおいしさに感激しました。このテリハバンジロウの学名は、学者によって異なり、赤い実のはPsidium cattleianum Sabine、同じ形、大きさで黄色いキミノバンジロウと呼ばれるのは、Psidium cattleianum Sabine var.lucidum Degenerもあります。(そうみたいですね。キミノバンジロウのほうが甘いらしいですね。)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003710241/
日本熱帯農業学会誌掲載の京都大学農学部研究室による 2種のストローベリーグアバの研究抄録より
日本の植物園でも同じ温室内で、Psidium littorale と Psidium cattleianum の両方の札が付いていたり、混乱しているようです。
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さて、テンション上がったままクオッドツアーは終わりました。
もうひとつ特記すべきことは、この後のレストランでのランチがおいしかったこと!!!かなりのおいしさです。ホテルよりおいしかった!!!
ランチ後にはアーチェリーのおまけつき。
フェニックスビールも最高
(この頃は何処に行ってもスケッチしてました。ペンスケッチなので、えいっと描くの、消せないの。よく描いてたな~←15年後の私より)
モーリシャスへお越しの節はL'etoile(エトワール)のQUADツアーへぜひどうぞ!!!
気が満ちてますぞ!!!
美しいとこだった・・・
では
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