さて、新型コロナウイルスに負けず、気分を引き締めてせっせと書きましょう。
先日のティータイムでの話題の続きです。
折角ティータイムにいらして頂いて、その日だけ話を聞いて、さらーーっと記憶のかなたに消えて行くのでは勿体ないですものね。
ティータイムだけで終わらないように、ここにも書きましょう。読んで頂けると、もう一度おさらいが出来て、歳を重ねた頭のどこかにも、ちゃんととどまってくれるかもしれません^^
↓ 前の記事はこちらを読んでくださいね。
http://botaniclovers.hatenablog.com/entry/2020/02/17/182123
スペイン領カナリア諸島の代表的な植物と言えば、上の写真の「エキウム・ウィルドプレッティ(Echium wildpretii)」英名では、タワー・オブ・ジュエリー 宝石の塔 と言われます。
カナリア諸島7島のテネリフェ島原産です。それもテネリフェ島に聳えるスペイン最高峰のテイデ山の亜高山地帯、2000m位の場所に分布します。
日本では、1981年に京都府立植物園においてハウス内で国内初開花し、翌1982年、同園において屋外で国内初開花しました。
その後、ずっと京都府立植物園や亜紀子さんが勤めている安城市のデンパークで熱心に育てられ、ディズニーシーでも最近話題になっています。
種小名「ウィルドプレッティ」はテネリフェ島の植物園園長だったヘルマン・ウィードゥプレイツの名前に因みます。ヘルマンが100年ほど前に英国のキューガーデンに紹介してから世界に広まっていったようです。
ムラサキ科の2年草
花は濃いピンクからほぼ赤に近い色。
高さは見事に2~3mぐらい。
じつに見応えあります。
自分より背の高い、それも赤い花をたくさんつけた塔のようなものがぼこぼこ生えてるんですもの。それは誰でも気に入っちゃいますよね。非日常に人間は弱いです♪
でもでも、「花言葉は… あなたが信じられない」とは・・・
いやーん、信じて~~!!!
枯れてくると紫色に変化します。
なかなか見れない写真はこれでしょうか・・・
株がまだ赤ちゃん
そして、これは枯れた姿
日本で育てると、梅雨時期になると温度が高くなり湿気が多くなって、駄目になってしまうので、この姿は見れないのだそうです。
日本では、毎年、タネを取って育てるのだそうです。
大変だわ~~
ここでもウィルドプレッティの背骨?笑、が、あちこちで見れました。(右の白いの)
よーく見ると、花は放射線状にぐるぐると廻っています。
ここは 観光バスが止まる場所。
観光客が見る場所以外でも、色々な場所で見ることが出来ました。
上は車窓から写したもの。
下は、初めて見て感激して写しているところ。
そういえば、この隣りに聳えているカナリーマツ(ピナス・カナリエンシス)が凄かったぁ!!!
迫力あるでしょ?!?
と・・・話がどんどんそれていきそうなので、今日はこの辺で。苦笑
今日はカナリア諸島テネリフェ島原産、エキウム・ウィルドプレッティでした。
青空バックだと映えますね~~
バエますね~とは、おばさんは言えないw
あしたは
白花のエキウム・シンプレックスのご紹介です。
これこそは珍しい写真だと思います。
宜しく!です♪
では
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