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伊豆 金冠山山頂より

チャンバ街歩き@インドヒマラヤ・パンギー谷、青いケシの花旅 6

2014年8月1日の記事です。過去の別ブログの記事をこのブログに移動してまとめています。

北インドの青いケシの花旅、9日間の3日目(7月14日)のことです。
この日は、チャンバからもっと北上してティサ峠の近くまで行く予定です。いよいよ、テント泊の始まり~。なんと!32年ぶりのテント泊です。

寝れるかな?

車も荷物もすべて変わります。車は小型バスから、ジープらしきものへ。荷物はダッフルバッグへ入れ替えます。


車には、テントやシュラフや沢山のものを詰め込まなくてはなりません。

「車の用意に時間がかかるから、少し街を散策しましょう。」 

サムさんからの提案に、おー!「やったぁー!」 

この街は古い古い王国、古い寺院も沢山あるらしく、見てみたい、というのが正直な気持でした。この記事を読んでから興味がわいていました。http://www.kaze-travel.co.jp/tibet_ogawa081.html

チベット圏以外の外国人として初めてチベット医になった小川康さんの記事です。興味があって、読んでたことがあるんです。

それに車での移動ばっかりだったから、少し歩きたい。地面を歩かなくちゃ、旅をしてる実感が湧きません。

         Img_3501001

インド人に混じって歩いて、やっとインドにきた実感が湧きました。

第一印象は、インド人こわーい インド人笑わなーい

    

いえいえ、きっと日本人が珍しいだけ。

奇異なものを見てるんだ~きっと。苦笑

     

笑ってよ~ 君のために~ 笑ってよ~僕のために♪ 

古いさだまさしの曲が浮かんできました。それほど、おじさんが笑わない。

全然関係ないけど、さだまさし道化師のソネット、ご存じですか?

ついでに聴いてみて頂けます? 究極です、愛の歌。若いです、さださん、笑 

いい歌です。http://www.youtube.com/watch?v=1lrRspb_1wc

道化師のソネット
作詞:さだまさし
作曲:さだまさし

笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
僕達は小さな舟に 哀しみという荷物を積んで
時の流れを下ってゆく舟人たちのようだね
君のその小さな手には 持ちきれない程の哀しみを
せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師になれるよ
笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
きっと誰もが 同じ河のほとりを歩いている
僕らは別々の山を それぞれの高さ目指して
息もつかずに登ってゆく 山びと達のようだね
君のその小さな腕に 支えきれない程の哀しみを
せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師になろう
笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
いつか真実に 笑いながら話せる日がくるから

笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために
笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために 

さて、インドに戻って。


このおじさん、カメラを向けるとちらっと顔がちらっとゆるんだ。 

ほっ。


辺りはこんな感じ。 

インドといえば、牛が歩いてるよ、とか牛のウンチが・・・とか聞いてるけど、今のところそんな感じはない。ゴミもあまりないし、この街はインドでも特別なのかも知れない。匂いもあまりない。

山の方へと曲がると、味のある木造の建物がみれました。

   
遠くに何やら素敵な寺院が見えました。

素晴らしい建物です。

         Img_3514

このあたりでは山で石片が多く採れること、またヒマラヤスギなどの木材も多く採れるので、古い建造物は石片と木材を組み合わせて作られているものが多いのだそうです。地震も多いので、木材だけでは足りない部分を、石を組み合わせることで補強しているのだそうです。

まさに目の前にあるのは、

ラクシュミー・ナーラーヤナ寺院群という素晴らしい寺院群でした。

壁面の彫刻が素晴らしい! 

傘のような屋根があるのが特徴的。雨が多いので雨除けに考えられたそうです。ヒンズー教のお寺は意外と苦手な私。でも、この寺院は全然印象が違いました。

靴を脱いで入ってみました。

仏像以外は写真撮影可能です。

    Img_3525

お坊さんがお経を唱えています。


ヒマラヤのこの地方独特の土着宗教とヒンズー教が融合された宗教のようです。シンガポールで見てたヒンズー教のお寺と少し違う空気が流れてました。

土地柄なのか静かで落ち着いています。


    
ヒンズー教の3大神は
ブラフマー:宇宙の創造を司る神
ヴィシュヌ:宇宙の維持を司る神
シヴァ:宇宙の寿命が尽きた時に世界の破壊を司る神
ですね。

私の好きな像の頭を持つガネーシャ様はシヴァ神の子ども。

そんなことを、皆で口々に語りながら・・・

     

    

素晴らしい建造物に触れることができました。

    

     

ヒマラヤの植物、青いケシといえば、ヒマラヤ植物大図鑑の吉田外司夫さんだと思いますが、インドの建築といえば、神谷武夫さんです。

神谷武夫とインドの建築 http://www.kamit.jp/index.htm#kami

凄いです、こんな人がいらっしゃるんですね。この寺院が菅笠型の寺院として紹介されています。http://www.kamit.jp/05_wooden/3_fusion/fusion.htm

吉田外司夫さんのHPはこちらです。もちろん、こちらも凄いです。http://www.sinohimalaya.com/

さ、今日も長いブログになりそう。

私は植物も好きですが、建築とか織りとか職人技に触れるのも大好きなんです。なんていい寺院だったんでしょう。

そろそろ帰らなくちゃ、ホテルに向かいました。

     
     
こちらも職人技。

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おおー、ロバさんだわ~
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おおー、今度は山羊だ~

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と思ったら、目の前に牛がいた

びっくり! 賑やかな路地ですこと。

マンゴーも美味しいけど、杏も食べたいね~とは、matsuさん。ちょうど、杏のお店開き。買いましょう~♪ matsuさん、食いしん坊だから大好き♪ でも、matsuさん、お腹がすくと機嫌悪くなる~苦笑。そこは私と違います!笑 

    
杏の写真を撮ってたのに、自分を撮ってるのかと思って、チャンと撮ってくれとリクエストされました。ほかの友達も一緒にパチリ 

だから、もっと笑ってってば・・・

     
ちらっと笑ってくれたから合格! 

撮った写真を見せたら、一番右のお兄さんが写真すごく気に入ってくれました!考えてみたら写真も珍しいんですよね。

杏を買ってにこにこでホテルにたどり着きました。もちろん、マンゴーも売ってました。もうゆっくりマンゴーなんて撮れないかもしれないから、パチリ


マンゴーがこんなに売ってて、こんなに食べれるなんて~思いもしなかったから、もう嬉しくて~~さすがに、町という場所からは離れるので、これで最後です。お待ちかね、青いケシの世界の始まりかな~笑

    
さあ、ジープの用意もできました。

北へ向かって出発進行 Let's go!!!
我々を乗せた2台のジープと料理人を乗せたキッチンカー1台。

北へ向かいます。

まだこの頃、気分は優雅だった~!???

では

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